岩手山 百名山行脚 #80 | クローリングモンキーのたわごと

クローリングモンキーのたわごと

諸行無常なれど素敵なことが
溢れたるこの広い世界。
日々の由無しごとを
普遍的な好奇心をもって
徒然なるままにつぶやきます。

秋分の候に東北へ、
岩手山を目指しました。

いつものように深夜割引を使って
東北自動車道で滝沢ICまで走り、

今日は岩手山の西側の麓にある、
休暇村岩手網張温泉のキャンプ場に泊まります。

このキャンプ場は山歩きスタート予定の馬返し登山口からは
少し離れていましたが、
ビジターセンターで山の情報も得られるし
風呂施設もあり快適に幕営できるサイトでした。

朝4時に起きたら冷たい雨。
おにぎりを口に放り込み、
テントはそのまま張りっぱなしにして
キャンプ場から岩手山の東側にある馬返しの登山口まで車で移動。

カーナビを信じて走っていたら
小岩井ファームの方に遠回りしてしまい、
貴重な朝の時間をロスしてしまいました。

それでも6時前には登山口につき
6時ジャスト山歩きを開始。

小雨の中のトレッキングとなりましたが、
順調に高度を上げていき
9時には8合目の避難小屋に到着。

ここまで上がると
雨は降っていませんでしたが、
冷たい霧に覆われ、小屋の外の温度計は5度Cをさしてます。



8合目 立派な避難小屋だけど今日は日帰りトレック


ハイマツの間の道を進み、
火山砂礫のつづら折れの登りが終わると
やっと火口の縁にでました。

ここから、最高点である薬師岳に向かって左に折れ
火口に沿ってアプローチします。

霧で視界が悪い上、秒速10数mの風で体も揺さぶられ
気持ちいい山歩きとは言い難い状況。

視界の悪い中、山道の脇の小さな道祖神の連なりが
頂上までのルートをガイドしてくれて、
10時に薬師岳に到着。


岩手山 薬師岳 頂上(標高 2,038m)ガスで何も見えず

この天気では山頂を満喫する気持ちの余裕はなく、
さてここからお鉢を一周するか
引き戻して下山するか躊躇しましたが、

時間の余裕はあるので、少々リスクも感じつつ
そのまま火口を右回りで一周することにします。

視界が悪い中、
頂上の向こう側には道祖神がなく不安になりましたが、
砂礫の火口の幅広の道を降りていくと、
また小さい石に刻まれた道祖神に会えてホッとします。

踏み跡を追いながら歩き続けていくうち、
岩手山神社の奥宮になかなか出ないなあ…(-。-;

そういえば、
いつの間にか脇の道祖神さまが居なくなっていることに
気づきました。

この時、ガスが一時的に退いて視界が開け
奥宮の方向がわかり、
やはり迷いかけていたことに気づきました。


ガスの中迷って1つ外側の外輪山の方に進んでしまったようです。
来たルートを引き返し、また道祖神のある所までUターン。


霧の中、連なった道祖神が帰り道に導いてくれました

一瞬霧が晴れ垣間見えた山頂を撮影しようとしたら、
ポケットに入れたはずのコンパクトカメラがない!

一難去ってまた一難。
また歩いてきたルートを引き返し落としたカメラを探すハメに。
折から霧が晴れてきたのが幸いし、
20分くらい探し歩いた末、発見しました。

お鉢周りは地図によると標準タイム1時間なのですが、
結局2時間くらいウロウロする結果となり
大変インプレッシブな山歩きとなりました。

8合目まで戻って、
小屋の前の御成清水でオニギリを流し込んでエネルギー補給し
あとはひたすら下ります。

頂上付近は視界は効きませんでしたが、
高度を下げるとガスが晴れて
山麓に広がる自衛隊演習場や牧場を眺めることができました。

14時半には登山口まで戻り、
下界からは晴天に映える岩手山を
見上げることができました。


登山口に戻って見上げる岩手山


綱張温泉に戻り、お風呂にはいってから
ゆっくりキャンプ場のテントで休みました。