北海道湖行脚 ⑫ 野付半島 | クローリングモンキーのたわごと

クローリングモンキーのたわごと

諸行無常なれど素敵なことが
溢れたるこの広い世界。
日々の由無しごとを
普遍的な好奇心をもって
徒然なるままにつぶやきます。

屈斜路湖から2時間程で日暮れ前の野付半島に到着。
道内あと2日間で、
次回遠征のための野付半島と風蓮湖偵察です。

学生時代夏休み、バイクで北海道一周したとき、
連泊してお世話になった野付半島のつけ根にある民宿を
ふと思い出し電話してみましたが、
今日はもういっぱいとのことです。

ここを訪ねたのはもう30数年前だけど、
電話に出たおばちゃんの声に聞き覚えがあるような気がします。

「あの時親切にしてくれた民宿のおかあさんはまだ元気かな…」

 …等と思いながら半島の先端まで車を走らせ、
カヌーの出せそうな浜を探します。

半島の北側(外海側)には砂浜があり漕ぎだせそうですが、
南側(半島のカーブの内側)は、
葦の枯れた葉が敷き詰められている岸辺の
湿地帯なので足がズブッと潜ってしまい、
カヌーを漕ぎだすのは難しそうです。

$クローリングモンキーのたわごと
国後島まで20km弱

半島からは、終戦直後にロシアに侵入された固有領土の1つ
国後島が眼前に見えます。

野付半島先端から国後島まで最短で18km、
カヤックで漕げる距離です。

近くて遠い北方領土…まだ戦後は終わってないんですね。

国後島を目の前にして、
野田新首相、玄葉氏お願いします…
という思いにかられます。

外交問題山積みの状況のなか、
内部抗争で時間浪費し外交が疎かになった政治
から脱却し、しっかり前向きな交渉をを期待したい。

砂嘴全体が海水に浸かり、
立ち枯れた樹木が並ぶトドワラ、ナラワラの景観は
消えゆく生命のせつなさを演出し、
夕暮れ時にはいっそう情緒的に映ります。

野付半島から根室湾を左に見ながら南へ下ります。
尾岱沼の近くにオートキャンプ場を発見。

別海町の尾岱沼ふれあいキャンプ場です。

テント場から少し歩いて岸辺に降りられるところが
あり、カヌーが出せそうです。

$クローリングモンキーのたわごと
日没前、尾岱沼側から野付半島を臨む


ここは、海を挟んで野付半島の対岸ですが、

海岸沿いに北上するか
半島の内側に向かい直進で漕いで4~5km、
半島の先端まで15kmくらい漕げば
立ち枯れた風景をま近に観れそうです。

もちろん、潮の流れと干満を見極めなければ
なりませんが。

もう陽も暮れたので、
今夜は尾岱沼漁港の近く、
野付湯元 うたせ屋」 さんに宿をとります。

宿の名前の由来、打瀬船(うたせぶね)は、
帆をはって風力で網をひく伝統漁法の船で、
北海シマエビを育むアマ藻をエンジンで
傷めないよう自然風力を利用するそうです。


(to be continued …)