道内あと2日間で、
次回遠征のための野付半島と風蓮湖偵察です。
学生時代夏休み、バイクで北海道一周したとき、
連泊してお世話になった野付半島のつけ根にある民宿を
ふと思い出し電話してみましたが、
今日はもういっぱいとのことです。
ここを訪ねたのはもう30数年前だけど、
電話に出たおばちゃんの声に聞き覚えがあるような気がします。
「あの時親切にしてくれた民宿のおかあさんはまだ元気かな…」
…等と思いながら半島の先端まで車を走らせ、
カヌーの出せそうな浜を探します。
半島の北側(外海側)には砂浜があり漕ぎだせそうですが、
南側(半島のカーブの内側)は、
葦の枯れた葉が敷き詰められている岸辺の
湿地帯なので足がズブッと潜ってしまい、
カヌーを漕ぎだすのは難しそうです。

国後島まで20km弱
半島からは、終戦直後にロシアに侵入された固有領土の1つ
国後島が眼前に見えます。
野付半島先端から国後島まで最短で18km、
カヤックで漕げる距離です。
近くて遠い北方領土…まだ戦後は終わってないんですね。
国後島を目の前にして、
野田新首相、玄葉氏お願いします…
という思いにかられます。
外交問題山積みの状況のなか、
内部抗争で時間浪費し外交が疎かになった政治
から脱却し、しっかり前向きな交渉をを期待したい。
砂嘴全体が海水に浸かり、
立ち枯れた樹木が並ぶトドワラ、ナラワラの景観は
消えゆく生命のせつなさを演出し、
夕暮れ時にはいっそう情緒的に映ります。
野付半島から根室湾を左に見ながら南へ下ります。
尾岱沼の近くにオートキャンプ場を発見。
別海町の尾岱沼ふれあいキャンプ場です。
テント場から少し歩いて岸辺に降りられるところが
あり、カヌーが出せそうです。

日没前、尾岱沼側から野付半島を臨む
ここは、海を挟んで野付半島の対岸ですが、
海岸沿いに北上するか
半島の内側に向かい直進で漕いで4~5km、
半島の先端まで15kmくらい漕げば
立ち枯れた風景をま近に観れそうです。
もちろん、潮の流れと干満を見極めなければ
なりませんが。
もう陽も暮れたので、
今夜は尾岱沼漁港の近く、
「野付湯元 うたせ屋」 さんに宿をとります。
宿の名前の由来、打瀬船(うたせぶね)は、
帆をはって風力で網をひく伝統漁法の船で、
北海シマエビを育むアマ藻をエンジンで
傷めないよう自然風力を利用するそうです。
(to be continued …)