無印商品グッズ数点を自宅で愛用していますが
ここのところ何となく気になっていたのが
MUJI 無印商品 のTVコマーシャル。
商品売り込みのナレーションもテロップも一切無く
多彩なワーカーの人たちが其々の職場で
掃除する姿をリレーするだけの内容で
最後にMUJI無印商品のロゴが現れるのですが
そのイメージCMのBGMはとても心地良く癒されるソロピアノ。
この曲を最初に聴いてしばらくは先入観で
19世紀終盤から20世紀初頭にかけて活躍した
フランスの作曲家 Mr.エリック・サティ作で
かつて聞いたことのある一曲だと思い込んでいたのですが
ふと、なんという曲だったかな?」…と確かめたら
サティにあらず坂本龍一さんの書き下ろし作品でした。
坂本さんの音楽は私にとって
YMOが世界に打って出る以前、日本でフュージョン音楽が
拡大する黎明期からライブハウスに聴きにいくくらいの
昔からのファンだった音楽のヒーロー的存在。
若い時、今はもうない六本木PIT INNでの
格闘技セッションを生で聴いて痺れていた頃を思い出します。
1980年の6月だったと思いますが…
グレートなセッションパーソネルでした!
一方、サティの音楽との出会いは約十年前
坂本教授が講師となってEテレで放送された
「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」 の授業で
西洋音楽史上印象派と呼ばれて教授自身も影響を受けたという
ドビュッシー、サティ、ラベルにスポットをあてた
講義を視聴した時でした。
3人ともに好きな楽曲がありますが
中でもサティに一番興味を持った次第。
音楽の印象派が活躍した時期は絵画界でも印象主義の
画家が新しい描画技法で一世風靡した時代ともラップしており
それまでの西洋古典音楽の枠から飛び出し
楽器以外の音のサンプリングや不協和音の多用、
テーマのリフレイン等、その後のポピュラー音楽に
影響を及ぼした作曲家である点にリスペクトを覚え
テンションコードも個人的に好きなだけに
自ずと惹き寄せられてファンになった感じです。
三拍子のピアノソロのシンプルさが心に沁入る感じがして
ストレスを癒したいときにはかなりお気に入りでよく聴いた
のがサティの「3つのジムノペティ」。
コンピューター打ち込みや強烈ビートのロック・ソウルを聴き
交感神経が刺激され覚醒した後は特に
副交感神経優位を導いてくれるようなサティ楽曲の
静寂感とのギャップが好きで睡眠導入時に
リピートモードでオフタイマーかけてよく流していました。
このジムノペティがMUJI無印良品のCMの曲調と
同じような穏やかな佇まいだったので
サティの曲と思い込んでしまったわけです(^_^;)
さて、そんな折、人の行き交う公共の場に置いてある
自由に弾けるピアノに集まる人たちが好きな曲をプレイし
各々のプロフィールと短い語りからその人生の一片を
視聴者其々が想像するようなスタイルの
NHKの番組「駅・空港・街角ピアノ」を視て
いつかこんなシチュエーションに遭遇して
好きな曲を弾いてみたいなとの思いが湧き
さらに直木賞受賞作、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」の
映画化作品も観てやっぱりピアノははイイなと
改めて刺激を受け…
これまで弾き語り伴奏の曲のみだった殻を破り
クラシックに挑戦を決意。
まずジムノペティ、その後MUJIのCM曲を課題にします。
過去ほんの少しピアノ教室に通っただけで
譜面も読めず全くと言って良い自己流スキルで
いつ弾き熟せるようになるかわかりませんが
学びて時にこれを習う生涯学習マインドで
テンション上げ過ぎず気長にトライしてみます。
無印商品の箒チリ取り愛用中です













