モンキーアイランド -19ページ目
むかし、家族でする豆まきの
鬼をみんなやりたがらず、
兄弟でけんかしたりしていました。
結局、父が鬼をするのですが、
その鬼がなかなか情けない・・・笑。
『トントン。鬼ですよ。』
とか言って入ってくる。
そこに、子どもだった僕らは、
『鬼は外!!』
とか言って豆を投げる。。。
でもちょっとかわいそうだな。。。
と思ってキュンとしたのを覚えています。
それはきっと
昔話の『泣いた赤鬼』のせいでしょう。
以下あらすじ。
*
とある山の中に赤鬼が住んでいました。
この鬼は心の優しい鬼で、
人間とも仲良くしたいと思っていました。
そこで家の横に立て札を立てました。
「心のやさしい鬼のうちです。
どなたでもおいでください。
おいしいお菓子がございます。
お茶も沸かしてございます。」
しかし人間は畏れ疑い、
鬼の家へやってきません。
赤鬼は悲しみ怒り
ついに立て札を引き裂いてしまいます。
そこへ友人の青鬼が訪れます。
そして次のような策を弄するのです。
青鬼の私が村でひと暴れしよう。
村人の危機に赤鬼の君が現れて
私を追い出すのだ。
そうすれば村人は君のことを
信じるようになるだろう。
かくして作戦は成功を収めます。
赤鬼の家には村人たちが遊びに
来るようになりました。
赤鬼は嬉しくてたまりません。
しかし一つ気になることが有りました。
あの作戦の実行から
青鬼の姿を見かけないのです。
赤鬼が青鬼の家に伺ってみると
戸は閉ざされ気配もしない。
戸のわきに張り紙がありました。
「赤鬼くん、人間たちと仲良くして、
楽しく暮らしてください。
もし、ぼくが、
このまま君と付き合っていると、
君も悪い鬼だと
思われるかもしれません。
それで、ぼくは、旅に出るけれども、
いつまでも君を忘れません。
さようなら、体を大事にしてください。
どこまでも君の友達、青鬼。」
と。
赤鬼はそれを何度も読み返し
ボロボロボロボロ涙をこぼすのでした。
*
僕は子ども心に感動したのか、
胸を締め付けられる思いがしたのを
覚えています。
今日買った恵方巻きのイラストの鬼が
心持ち優しそうに書かれていたので、
なんとなくホッとしたのでした。笑。
昨日の夜、改札を出て
雨の降る空を見て、手袋をした。
そういえばこの冬は、
一度も手がかじかんでいない。
子どもの頃、手あれがひどくて
小学校の先生が見かねて
『ハンドクリーム塗ってあげるよ』
と言われたことがある。
子どもだった僕は、
濡れた手をそのままにして、
冷たい風にさらしていた。
あれて当然だ。
大人の僕はケアをする。
寒くなる前に手袋を用意する。
ハンドクリームをする。
リップクリームを塗る。
『ケアをする』
それが大人なのかもしれない。
昨日、友達に相談された。
― 親にカミングアウトするべきか。
僕は両親にカミングアウトしている。
しなければ自分自身が持たなかった。
心身がボロボロで、1年以上
寝たきりになるほど悩んだ。
その結果がカミングアウトだった。
やむをえなかったと思う。
カミングアウトは自己満足だと
言う人がいる。
それも一理あると思う。
僕の両親も納得していない。
でも、状況は分かったようだ。
カミングアウトに正解はないけれど、
しても、しなくても、
後のケアが大切だと思う。
それが大人なのだろう。
毎日思い出そう。
時々でいいから、
優しい言葉をかけてあげよう。
それだけできっとずいぶん違うと思う。
何事もケアできる大人になろう。
そう今の僕は思っている。
今日は一日のんびり過ごした。
昼過ぎまで寝て、ブランチ。
それから渋谷をぶらぶら。
節約のために、水筒と白米を
これからは持参したいと思い、
それらを物色。
登山用の機能的な水筒と、
弁当箱を仕切るカップ、
(使い捨てないタイプのもの)を購入。
そして便箋や筆記用具などを購入し、
夕方の喫茶店へ。
(行った喫茶店、○○店名
渋谷『二丁目』店でした。笑。)
喫茶店では手紙を書いた。
昨夜のことがあり、祖父母に
手紙を書いてみようと思ったのだ。
手紙は好きだ。
手紙を書く行為を始める時点で、
いつもより1.5倍くらい優しくなっている。
だから気恥ずかしい事も、
案外言えてしまうのだ。
小腹がすいていたので、
チョコスコーンをつまんだのだが、
スコーンってどうしてあんなに
『イマイチ』なんだろう。
僕はスコーンに
『サクサク』を求めたいのか、
『しっとり』を求めたいのか、
イマイチわからないが、
いつも『何か』足りない。
でも割とよく注文する。
スコーンという形態が
好きなのかも知れない。
『なんとなく好き』とか、言う気持ち、
実はすごく世の中を左右してると思う。
今日はたくさんのショップを見た。
いつもは通り過ぎてしまうような店も、
気になったら思い切って入ってみた。
自分もショップスタッフなので、
お客さんが入ってくることは、
とても嬉しいと分かっている。
だからちょっと勇気を出した。
全然買うつもりのなかった店で、
Tシャツを衝動買い。セールだった。
スタッフは訛りの抜けきれてない
若い子だった。
一生懸命で、
でも押し付けにならないように
気を遣ってるのが分かった。
だから、エールのつもりで買ってみた。
僕もこういうお客さんにきっと
たくさんエールをもらったんだろう。
明日から頑張ろうと思った。
いつもより早く帰ったが、
自炊しようと意気込んで、
肉じゃがを作ったら、
食事は0時を過ぎていた。
さあ寝ないと。
冷たいシーツは、昼間に会った
野良猫の背中の感触に似ている。

