からの最終報告です。
前回の長い後日談を読んでいない人のために要約しますと、
荷物が紛失し、アメリカ側が紛失を認めたため損害賠償金を請求することが出来ることになったのですが、
本来ですと、国際小包には重量による補償が元々ついていまして、
私の荷物の場合20キロあったので、27220円のはずでした。
ですが、送るときにこの補償のことは知らなかったので、姉が最低額の保険を購入し、保険の金額を一万円としたため、
今回私が出来る請求額はこの一万円になった。
というお話です。
保険をかけたことによって、逆に賠償額が低くなっちゃうの!?
という私の問いに
郵便局からの返信は
お申し出につきまして、保険付小包の損害要償額の件について、
保険付とした場合には、小包郵便物の重量に応じた損害賠償額の範囲内での賠償ではなく、
保険付として差し出しの際にお申し出のあった損害要償額の範囲内で、実損額を賠償することとなります。
やはり私の場合、重量による損害賠償額ではなく、
購入した保険でかけた金額の一万円とのことです。
今回、素人には理解しがたい、郵便局の保険制度なので、
身近な家電購入時の保証を例えに漫画にしてみました。
もしものために保証を購入したら、実は最初からついていて、
さらに保証期間が短くなっちゃた。
みたいな。
無知だった私達が悪いと言われてしまえばそれまでですが、
郵便局の保険のページを見ても
「保険」をかけることをお勧めします。
と明記されていますし、重量に対してついてくる損害賠償については
何も説明されていなく、右横に小さく
「損害賠償制度はこちら」とあるだけです。
そちらをクリックしてみても
保険付きとした場合のことは明記されていません。
一覧のところに
「損害賠償額が二万円までは無料」
と明記され、
「その後は追加料金をお支払いいただきます。」
と記載されいます。
これが通常の国際小包でも説明されていれば、
それでも一万円の保険をオプションでつけたこちらの落ち度となると
思うのですが、なんの説明もなく、ただ勧めるだけ勧めて、
結果損害賠償金額が低くなってしまったということに
釈然としないものがあります。
EMS(一番高い)を使うような客以外どうでもいいとか?
一応ブログに載せるにあたって確認しておきたく
←私マムシママゴマ
今回私の損害賠償額が保険をかけた際に記入した一万円が賠償金となりましたが、こちらはもし私が保険を購入していなければ、
国際郵便約款通り、
27220円が賠償金となったのでしょうか?
というメールをしたところ
お申し出いただきました、保険付小包の損害要償額の件については、
お客様のご認識のとおり、保険付としない小包郵便物(20kg越え25kg以下)の場合、
27,220円が損害賠償の限度額となります(国際郵便約款第111条)。
ということで私の認識であっていたようです。
保険のオプションをつけていないほうが賠償額が高かった。
たったこれだけの返信を貰うのに二週間かかったんですけどね。
ただ単に相手にされていなかっただけなのか、
返信に困り放置されていたのかは私にはわかりませんが、
これが最終結果となります。
もお疲れ、、、。
今回の騒動、荷物がなくなったことも驚きですが、
日本の郵便局でこのような保険の取り扱いをしていることに、
最後の最後でびっくりしました。
おかげさまでというかなんというか、随分と国際郵便約款に
詳しくなりました。
こんなことは二度と起こらないと思いたいですが、
実は懲りずに今荷物送って貰って待っている最中なんです。
(しかも、この保険のことを知る前だったので、今回も
400円払って一万円だけかけているという、、、)
※400円で二万円までかけれます。
これが届かなかったらもうお祓いが必要レベルの運の悪さだと思うので、無事届くことを祈っています。
この度は長ーい長ーい私の愚痴にお付き合いいただき
ありがとうございました。
三万円の損失となりましたが、
強く生きてこうと思います。
栗鹿の子食べたかった、、、。
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