いよいよ中小企業の大廃業時代到来か。。。 | 共和ゴム代表取締役・寺阪のブログ

共和ゴム代表取締役・寺阪のブログ

常に前向きに、チャレンジ精神をもって中小企業の経営しております。
大の歴史好きで「経営は歴史から学ぶ」をモットーに4つの会社経営に活かしております。

経営、歴史、政治経済、サッカーなどの事をブログに書いております。

2025年には経営者の60%以上が70歳超えとなり、
127万社の中小企業が後継者不在という超深刻な状況である。。。

しかも廃業する中小企業のおよそ半数が経常黒字という異様な状況。。。


今後10年間で大廃業時代が到来。
このまま黒字廃業を放置すれば、
約650万人の雇用と約22兆円以上の国内総生産(GDP)が失われるとのこと。


中小企業経営を引き継いだ経験者として言わしてもらうけど、

一番の問題は株式評価の問題だと思う!


非上場の中小企業の株式はそもそも流動性がなく転売や売買ができない(できにくい)にも関わらず、上場企業と同じような基準で株式評価され、かなり高い株価で計算される事が多い。


この高い株価は後継者が事業を承継する際にとても大きな負担となる。。。


事業を承継するために少なくとも数千万円、多いと数億円の資金を事業承継者が個人で調達し、株式を取得しなければならない。


資本金が1000万円の中小企業の株式が2億円以上となるケースなんて多々あります。。。


個人で借金までして事業を承継した後は、
会社の借金全てを個人で連帯保証しなければならないという日本特有の大きなオマケ付き…苦笑


これが現実なんで、
このような大きなリスクを負ってまで事業承継者を目指そうという後継者は少なくならざるを得ないと感じております。


知り合いの企業は息子が3人居てるけど、息子達は大企業でサラリーマンとして働いているので誰も事業を承継しないので現社長の代で廃業が決定しております。。。


まぁそこそこ学歴があり、大企業で働いているのなら、中小企業経営者とならずに、そのまま大企業サラリーマンで働いた方がリスクは少ない事は間違いありませんね。


日本国は、中小企業の大廃業時代に備え、
事業承継をスムーズに行えるようにすべきである。


まずはとても使い勝手が悪い事業承継税制をもっと使い易くすべきである。
(当社は事業承継税制を一切使わず事業承継を完了させております)


そして未上場中小企業の株価算出基準を大きく見直し緩和すべきである!


ホンマなんとかせーへんと
日本国から優良企業含む中小企業がドンドン無くなっていきます。。。。


個人的には国や政府に頼るのは大嫌いですが、
こればかりは国や政府が何とかしないといけない大問題だと思います。


色々とネガティブな事も言いましたが、
「中小企業経営者」「事業承継者」という仕事は責務もリスクも大きく、緊張感とプレッシャーも当然大きいですが大変やり甲斐がある素晴らしい仕事です!


僕自身は「中小企業経営者」となって、
一切後悔もしておりませんし、
とても素晴らしい時間を過ごしております。


中小企業の事業承継者が増え、
そして「経営者」仲間が増え、
中小企業経営者みんなで、
ちゃんと納税し、雇用を維持・拡大させ、
日本国に貢献できたら良いと思います。


日本国、政府!
ホンマ頼むわ。。。