任天堂はゲーム会社?? | 共和ゴム代表取締役・寺阪のブログ

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任天堂・・・・京都が誇る、いや日本を代表する超超超・優良会社である。


ボーナスは常に年間3回はあり、その支給額もかなり多い。

決算賞与もいれての年間3回であるが、悪い決算はほとんどないので、実質ボーナスは常に年間3回はあること間違いない。


ファミコンに始まり、スーパーファミコン、ニンテンドーDS、WII、DSIと、いっけんゲーム機製造会社のように見えるが、任天堂の決算書(貸借対照表ならびに損益計算書)を分析すると・・・・・・「ゲーム機製造メーカー」ではなく、れっきとした「ゲームソフト会社」!!!!


はっきり言ってハード(ゲーム機)で儲けようとはしていない。

儲けの90%以上は、ゲームソフトである!!


ゲームソフト会社としても観点から、ゲーム機の性能にはこだわっていない。

よって失礼だが、任天堂が発売するゲーム機の性能ははっきり言って大した事がない。(ソニーのPSPやPS3は超高性能だが・・・・)


しかし、ゲームソフトを開発する費用も、ゲーム機の性能に比例してUPするので、比較的ゲーム機としての性能は劣っているおかげで、少ない初期投資(開発費用)で、ゲームソフトを開発できるのは、かなりの強みである。


開発費用があまりかかっていないからと言っても、他社製ゲーム機用ゲームソフトと比較しても販売価格はあまり変わらない。(ほぼ同じ)


しかもマリオやポケモンなど、小学低学年層に圧倒的人気のあるキャラクターを持っていることも大きい。

これら人気キャラクターは、間違いなく商標権や意匠権に絡んでくるので、会社としてはれっきとした知的財産(無形資産)であるし。


しかもDS用ソフトに、ポケモンシリーズのゲームなどがあるが、これこそまさに「超・儲かる商品」だと思っている。

何故なら、基本的な開発(ベース)はほとんど一緒なので、初期から開発する必要はなく、基本ベースの改良で済み、新しいキャラクター(ポケモン)を追加したり、従来のポケモンのパラメーターを変更するば、なんぼでも新しい物が作れるし。

よって新しいポケモンのゲームソフトなんて、それほど開発費用なんてかかっていない事は明らかである。

それでいて、発売価格は一緒・・・・・・ホンマに凄い戦略です。


また一応生産拠点はあるが、ほとんどは海外で生産委託しているので、工場を拡張したり、増員したりする必要もないし、設備投資もしなくてもいいので、固定費が大きくなりませんしね。

(国内生産拠点は生産をしているというよりも修理などのアフターサービスの拠点)


「脅威」となる外的環境要因としては・・・・「少子化」という問題。

「少子化」問題は、常につきまとっていたのは事実だと思いますし、任天堂社内では、10年以上前(へたしたら20年以上前!)から、「少子化」問題をどう克服するかが、絶対に議論されていたはず。


しかし、「WII(ウィー)」という画期的なゲーム機でそれを見事に克服した!!

「WII(ウィー)」なんかは、決して素晴らしいゲーム機だとは思わない(性能的に見て大したことはない)が、その目の付け所というか、そのコンセプトというか・・・・・ホンマに素晴らしい!!!感服します。

また、「WII(ウィー)」の特長を活かしたゲームソフトを一気に発売することで、ゲーム=子供という固定観念を一気に崩した功績は、ホンマに凄いと思う。

今までゲームをしなかった世代にまで、ゲームを浸透させ、確実にゲーム層の幅を広げ、市場を拡大させたのだから。


ここまでくるには、決して平坦な道ではなかっただろうし、当然目には見えない苦労もたくさんし、色々と試行錯誤した結果が、今の繁栄を築いているのだと思う。

業界も違うし、顧客も違うし、会社の規模も全然違うが、経営者としての視点で見れば、任天堂の戦略(未来想像力というか・・・)には学ぶべき点は多いと思っている。