日本電産・永守社長の発言について | 共和ゴム代表取締役・寺阪のブログ

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日本電産の永守社長・・・・・・


日本電産の創業者として、連結7000億円の大企業に育てあげた方です。


永守社長自身・・・・・「年間365日、仕事をする」とおっしゃる通り、まさにモーレツ社長!!


ご自身が率先されてのモーレツ仕事ぶり、強烈なカリスマ性と、リーダーシップ・・・・


不振企業や赤字企業を、格安で買収し、2~3年で黒字体質まで再生させるという、


まさに不振企業再建人!!!!


このような手法で、グループ会社をたくさんつくってゆき、1代で、ここまでの会社(グループ)


まで成長させたのは、ホンマに凄い!!


社長自らが、休まず仕事一筋で頑張って、ここまでの会社にしてきたのだから、このような発言に


つながった・・・・・・正直、気持ちはわかります。。。。。


しかし、このような”モーレツ”会社なので、当然社員さん達は、有給休暇も取りにくいでしょうし、


またサービス残業も多いのでは・・・・・と、どうしても勘ぐってしまいます。。。。。



「モーレツ」か、「非モーレツ」か??


会社経営者としては、社員を「モーレツ」に仕事させたほうが、当然いいと考えてる方々が多いでしょう。


そのほうが労働者一人当たりの生産性は向上するからです。


当然そのほうが経営者は楽ですよ。。。。


社員を強制的にたくさん働かせるほうが、短期的には業績UPにつながるでしょうし。。。。


当然中小企業の経営者にもこのような考え方のほうが多く、特に中小企業創業者の方は、永守社長


のような考え方や発言をされる方が圧倒的に多いですね。。。。。


実際、中小企業の場合、完全週休2日制になっている会社のほうが圧倒的に少ないですし・・・・


しかし、昔と違い、現在ではどちらかというと”労働者保護”の傾向に流れてきておりますので、


このような考え方は問題視されてゆく流れでしょう。。。


しかし、「労働者保護」の意識が浸透するには、まだまだ時間がかかりそうですが・・・・


当社は、どちらかと言うと「非モーレツ」型会社でしょう。


基本的に残業はないですし、有給休暇の取得も自由ですし、パートさんにもかなりの有給休暇を


つけてますし。。。。。


しかし、この場合、労働者一人当たりの付加価値額、効率性を高くしていかないといけないので、


経営者としては結構大変だと思います。


「量よりも質」と簡単に言いますが、かなり難しいです。


経営者としては、社員に対して、常に質の高い仕事を与える必要性もありますし、社員が自ら質の


高い仕事に取り組めるように組織づくりをしてゆかないといけませんし。。。。。



「モーレツ」会社の代表例


「30代で家が建ち、40代で墓が建つ」といわれるキーエンス、「鬼の京セラ」と恐れられる京セラ


そして強烈な永守イズムの日本電産・・・・・・


これら企業の社員は、モーレツに働いており、家族との時間はほとんどないのが実情だと思います。



「非モーレツ」会社の代表例


年間休日150日という、まさに日本一休みが多い未来工業(岐阜県)、前社長・吉越浩一郎さん


(日経新聞「平成の名経営者100人」に選出される)で有名なトリンプ・・・・・・かな。


この二つの会社は、ともに残業は一切禁止であり、休みも多い上に、有給休暇も多い。



どちらが良い悪いではなく、それぞれ会社DNAが違うので、この議論には答えはないと思ってます。