自民・維新の連立政権が進める国会議員の議員定数が決まりそうです。
削減数は1割程度なので46〜50議席ほどでしょうか…?
将来的には3割削減を日本維新の会は求めております。
賛否両論、一長一短はありますが、僕自身、議員定数削減には大いに賛成です。
国会議員1人当たりの年間経費(給料&その他費用)は総額7000〜8000万円なので、1割削減で年間32〜40億円の削減となります。
日本の国家予算から見るとたかが32〜40億円なのでかなり少ないですが、国会議員自らが身を切る政策を行うということで大変意義があると思います。
経費削減以外のその他にメリットとしては、
・国会議員が少なくなるため意見の集約がしやすくなる
・当選へのハードルが上がることで政治家の質が向上する
・国会議員が身を削ることで行政改革を国民のPRできる
などがあります。
デメリットとしては、
・一票の格差問題も並行して解消しようとなると削減を地方国会議員となってしまい、地方の声が届きにくくなる
・1人当たりの国会議員への陳情などが増え負担が増す
・政治基盤が弱い少数政党が生き残れなくなり政治の多様性が低下する
現に今までも国会議員定数削減を選挙公約で謳っていたのは日本維新の会だけで、その他政党はどこも反対の姿勢を取ってました。
多くの政治家が反対するからこそ行政改革への大きな第一歩だと思いました。
国会中に平気で居眠りする国会議員や、変な野次を飛ばすだけの国会議員など、質が低い政治家が淘汰されたら良いと思います。
また定数削減だけじゃなく年間7000〜8000万円という支給総額も合わせて削減したらどうでしょうか?
給料が下がると政治家の質が下がると多くの政治家が反対してますが、現時点でも大したことがない人達ばかりなので、4000万円ほどにしても質の低下は無いのでは…!
給料下がるから政治家辞めますという輩には潔く辞めてもらったら良いのではないでしょうか。
正直、僕は政治には大変興味がありますが政治家には頼らない主義で、関わりたくないです。
日本は長らく政治は三流、経済は一流と言われてきましたが、僕(経営者)としては頼むから変に政治が経済の足を引っ張ることだけはしないで欲しいという想いだけです。
定数削減で政治家の質が良くなり、意見が集約して迅速な意思決定に繋がるのであれば、それはそれでとても良いことだと思っております。
年間32〜40億円の経費削減以上の効果、既存の政治家達への大きなダメージなどがあるのでとても大きな大変面白い日本憲政史上初の行政改革なのでどういう強烈なインパクトを政界の与えるのか楽しみです。
是非とも実現させてくれることを期待しております。