昨日、定時制高校にて「4年生による進路発表会」を実施。
個々に対して、(本人たちはツンデレで自分で言わないので)頑張ってきていたことを私が補足する形で代弁。そして、より幸せになってほしいので、これから学校や職場で出会う人たちと高めあえる関係を築き、たくさんのことを学び、悶々と過ごした日々を取り戻してほしいという想いを込めてエールを送るのだ。どれだけ伝わっているのかな…
そして、1-3年生たちに伝えるのだ。苦しんでいる子供たちの未来のために実践して欲しいこととして伝えるのだ。今まだ個別事情を把握していない生徒さん達もいる。だから、少しでも今から準備していて欲しいし、あきらめないで欲しいから。
以下、伝わっていて欲しい。実践して欲しいのだ!!
家のことを考えない!自分の未来を優先する!大事にする!親は親。妹弟たちのことは親が考えること。あなたがいろんなことを諦めてまでなんとかしようとすることではない!
だから・・・次の5つを実施してください。
(1)学校に来る
寝ていてもいい。欠席しない。どんな事情があっても欠席が多いと選択肢が狭まる。最悪、なくなる。
(2)勉強する
必要性を感じないから勉強しないは無し!わけわからなくても、勉強。学習サポーターを活用して、小学校・中学校の勉強からでも良いので、学ぶ楽しさを大切さを知ってほしい。
(3)バイトする
学校以外の世界・居場所があることは大事。不登校で不足していた人との会話の機会を増やす。失敗して学ぶのだ。
(4)お金を貯める
バイトしてお金を貯める。親のお金をあてにしない。親は子供にお金がないとは言えないから。選択肢を広げるためにも学費を少しでも準備するのだ。奨学金は借金。少しでも借金が少ない状況で進学できるようにしよう。
就職であってもお金は必要。就活に費用がかかるし、親から離れて独立するにはお金は必要。
(5)資格を取る
一般的に定時制の印象はまだよくない。だから、昼間何しているの?問題抱えている?怖そう…という印象を覆すためにも、資格を取ること。好きなことに没頭できることの証明。秘書検定であれば、マナーが理解できているという証明になるのだ。
定時制の生徒さんたちの抱える大変さ。もっと世の中は知るべきだと思う。多くは子供たち自身に責任はないと思われる。だからこそ、伝えたい。早めにできることを確実にし、卒業後の進路選定に備えてほしい。悔いのない学生生活と進路となるように。。。