作家の朝井リョウさんは、姉の真似して物語を書き始めた。そして、小6の時、日記が毎日の課題だった中で、毎日大きな出来事が起こるわけもなく、でも毎日毎日目にしたもの感じたものを書き綴ったという。私もそういえばと思い出した。日記が課題。でも、毎日絶対書かなくてはいけないという課題ではなかったけれど、毎日書くようにした。小学生ながら心にひっかかっているが、言葉にしたら友達と上手くいかなくなるような何かを感じていて、それを日記という課題に抽象的に書いたのだ。おかげで文章能力が格段に上がったという実感があった。毎日書く、たくさん書くってやっぱり大事なことなのだ。
朝井さんの場合、さらにすごいのが、赤ペンで日記にコメントしてくれていた先生が、初めて出版社に投稿したその物語を読んで、便箋3枚にびっしりと感想を書いてくれたこと。それに対して、黒ペンでの記載に、家で、『先生』じゃない時間に書いてくれた雰囲気を受け取ったこと。その感想に先生と生徒、ではなく、『人』と『人』として向き合ってもらえたと感じたこと。
姉の存在。先生の存在ももちろん大事だが、その先生の感想に対して、いろいろ感じ察する感受性。そういったことが重なり、本人がチャンスにつなげていく。自分の未来を作っていく。その発端にはコツコツ書くといった基本があってこそ。
作家を目指す云々でなくても、たくさん書いて話して…ということでアウトプット力が磨かれる。コミュニケーション力が磨かれる。人間力が磨かれる。人間関係が築けるようになる。だから、たくさん書こう、たくさん話そう!
【「『ナンバーワンよりオンリーワン』にも地獄はある」 平成元年生まれの作家・朝井リョウが語る 】
https://news.yahoo.co.jp/feature/1242
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