今週、定時制高校4年生向けにお話をする予定。
就職内定者・進学決定者には、辞めないように何のために
就職するのか、進学するのかを改めて考えてもらいたい。
就職未内定者には、まだ間に合うので真剣に考えて、
あきらめずに就活を頑張ろうと思ってもらえる機会
にしたい。
資料等準備しようと、いろいろ時間がある時に調べているが、
そもそも進路に関して「やりたいことを探そう!」といった
世の中の空気感に違和感を感じる。将来においても、
お友達にしても、理想や定義だけが先走っている気がする。
それぞれの事情をないがしろにしている、現実に
即していないと感じるのだ。
そもそも、好きな仕事に就いている人がどれくらいいるのか。
ご縁があった仕事を一生懸命やる中で楽しさを見出している。
100%楽しいわけではなく、達成感や「ありがとう」の一言等に
やりがいを見出していく。社内外に対して責任があるゆえに&
生活のためには、そう簡単に辞められない…
仕事ってそういうものではないだろうか。
なのに、大人はやりたい事・好きなことを探すよう促す。
苦しいことがあっての楽しさ。条件等で探すものでもない。
好きなことを仕事にしたいというなら、それこそ死ぬ気で
やる覚悟と、すべてを犠牲にしてでもというくらいの
意気込みが必要ではないか。
楽しいこと100%な学校生活も仕事も結婚生活もない。
良いこと悪いこと、楽しいこと苦しいことがあって人生。
悪い時、苦しい時にどう乗り越えるか。目の前の課題に
どう立ち向かうかが重要。安易に「辞めない、逃げない、
訴えない」。安易な選択を選んでしまっても、そこから
学べばよい。そこから学べる人は転職を繰り返さない。
きちんとステップアップするはず。
でも、現実それはとても難しいのだ。
そこを踏まえた上で、どうするか。
定時制の子たちだからこそ、冷静に先を見据えた人生を
考えられるようになって欲しい。
【離職率推移データ】
中学、高校、大学の卒業3年後の離職率は、
それぞれ64.8%、39.6%、32.4%。(平成23年3月卒業者)
http://www.mhlw.go.jp/topics/2010/01/tp0127-2/dl/24-01.pdf
http://www.mhlw.go.jp/topics/2010/01/tp0127-2/12.html
【進路を考える時の高校生の気持ち - 文部科学省】
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo10/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2010/02/12/1289068_3.pdf#search='%E9%AB%98%E6%A0%A1%E7%94%9F%E3%81%AE%E9%9B%A2%E8%81%B7%E7%8E%87'
【新卒就職率90%超と3年以内離職率30%を考える --- 山口 俊一】
http://agora-web.jp/archives/1596723.html