ハイ!Petitぷてぃの福善です。
秋らしい季節になり、
これ程、気温が下がるのか
というように、朝晩は寒さも感じます。
着物世界の昔からの常識では、
10月になりましたら袷となります。
が、10月上旬は太陽が出ましたら、
陽射しは強く汗ばむ事も有ります。
単衣と言いましても、
春の単衣と秋の単衣は、
色目も布地の風合いも変わります。
この秋、私はこのように合わせてみました。
長着はこっくりとした 纁(そひ)色
羽織は、ろうけつの山帰来模様。
共に単衣仕立てです。
羽織は、30代から随分と着ました長着を、
単衣の羽織に仕立て直しました。
帯は塩瀬の芯なしの名古屋帯。
軽くて、締めやすいのですが、
金茶色で柿のポイント柄ですので、
季節限定ですね。
長襦袢も単衣で、
サラサラと気持ちがよかったです。
この帯揚げは、伊勢型染め。
深緋(ふかひ)色。英語で現すとChocolate Brown。
何かでの頂き物なのです。
が、この帯揚げをしておりますと、
着物の本職の方々に褒められますので、
良い品なのだと思います。
こんな感じに仕上がりました。
このような、
赤い色目の着物は娘時代から着たことが無く、
来年で夫が亡くなって32年。
33三回忌となり、
私もやっと、喪が明けてきたのを感じます。
大変ご機嫌でございました。
帰宅後は、単衣の長襦袢のお手入れ。
長襦袢を日陰に干して、汗を飛ばします。
半襟は洗ってアイロンをかけて
付け替えておきます。
この、ひと手間をすぐにしますと、
来年の四月下旬から5月にかけて、
サッと単衣をまとう事が出来て、あわてませんね。
私の命ある限り
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