ハイ!Petitぷてぃの福善です。
父はあんなに頑固で、
私の行動には厳しく、
口紅の色まで煩い事を言ったのに、
門限はなかったんです。
友人は、だいたい門限があったので、
何で私は門限が無いのか
と父にききました。
すると、
「おまえなぁ~やりたいことは、
お日様が出ていようと、
お月様だろうと、
何時でもできるんだよ
門限なんてくだらないことだ。
遊びたい時期は、
遊ばなきゃダメな人間になる」
と言っていました。
私は、父は自分の事を言ってるんだなと、
笑ってしまいました。
そんなある日、
学校から帰ると父は言いました。
「車の教習所に申し込んできたから、
明日から教習所へ行け」
といいいました。
その頃、
工場にあったのは軽トラックのダンプ。
私は
「ダンプの軽トラなんか乗るの嫌だからね」
と言ったら、
私の免許証が取れた日に、
中古のダイハツの軽乗用を買ってきて、
「ボコボコになるまで乗りつぶせ」
と、父が言ったので、
「車じゃなくて、私がボコボコになったらどうするの」
と言ったら、
いくらなんでも、そこまでお前はドジじゃない。
といいました。
本当にボコボコになるまで乗ったら、
半年後にブルーのワーゲンを買ってくれました。
あの頃は、ユーミンの歌と共に、
ワーゲンビートルは女の子が良く乗っていました。
私は、
「カルマンギアが欲しいと言ったのにビートルか」
とがっかり。
すると、
「次はアウディにしよう。
横浜ナンバーのアウディに乗ってみろ
お前、モテるぞ」
と、父が言ったので、
「バカじゃないの車で付加価値を付けなくたって
私はボーイフレンドには困らない」
と言ってやりました。
すると父は、
「そうかぁ、安心した」
と、笑っていました。
そして、父はそれらの車を使い、
私に仕事の会合の送り迎えをさせるんです。
すると、
「この頃、俺、
若い女に送り迎えしてもらってるとか、
噂になっちゃうな」
と父が言ったら、
私が一言いう前に母が、
「馬鹿じゃないの、
そんなに顔がそっくりなのに、
娘だと分かるに決まってるでしょ」
父は、そうかぁ~
そんなに似てないだろう
と言っているのでした。
私の気性は、
暴れん坊な父とそっくりらしく、
顔つき目つきは判を押したように
瓜二つならしいです。
私の命ある限り
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