ハイ！Ｐｅｔｉｔぷてぃの福善です。
このシネマ歌舞伎は、
昨年の１０月末に観に行きました。
平成１９年１２月に歌舞伎座にかかった演目です。
玉三郎さんの着物の拵えが見事でした。
いくら女形と言いましても、
男性ですから、着物用尺はたっぷりと必要。
どの衣装も見事でした。
柄つけや、繰り越しの様子。
御引きのタップリさを考えますと・・・
白地の反物を織るあたりから始まる
衣装づくりではないかしら
と、感じたのでした。
そして今日のお題。
「これしかない」では恥ずかしい」
とは、私の着物コーデネイトなのですが・・・
私はずっと黒色の羽織しか持ち合わせがなく、
また、その黒の羽織が良く似合うと、
皆様に褒めていただきまして、
若い頃は、黒羽織で通してもさして問題もない。
ですが、
私は今年６６歳、６０歳代でも７０歳に
より近くなりました。
黒羽織で通すのもあまりに芸がない
というのと、
私の年代で、
黒羽織では改まりすぎ感たっぷり。
黒羽織しか持ってません感がバレバレ。
なので、
紫の長着を羽織に仕立て直しました。
するとね
如何でしょう。
この長着は大島紬の都喜ヱ門。
実は紫ががっているので、
羽織を紫にしますと、着物の紫も映えます。
そして八掛がブルーなので、
この帯を持ってくると嫌味がありません。
この小紋は８０歳代の友人が、
「貴女、地味な着物ばかり着てないで」
と下さったのです。
数年前までは、黒の帯＆羽織で正統派コーデ。
これからは、こんな感じで、
チョッとこなれた感が出ますでしょ
加齢をしたら、
正統派コーデですと威圧感が出ます。
だからと言って、
お婆さんだから、
何をしても許されるという訳でもありません。
私は1０歳代後半から、
同級生女子と歩いていると
３０歳後半の年齢に見えると言われ、
引率者に見えると言われました。
私が、背伸びしたおしゃれをしていたのか
それは分かりませんが、
流行を追うよりも、
安定・定番スタイルが好きなのは間違いないです。
何歳になってもおしゃれって難しいわね。
特にこの頃じゃ、
気難しく見えない事を心がけるようになりました。
私の命ある限り
Petit の発行を決意し
ブログランキングに参加しております。
応援よろしく、お願いいたします。
クリック宜しくお願いします。