ハイ!Petitの福善です。
シネマ歌舞伎であっても、
私は銀座まで出かけ、
東劇で観ることを常としていました。
が、
そんなこだわりを持っていると、
あっという間に日にちは過ぎ、
毎回見逃してしまいます。
シネマ歌舞伎は、
MOVIX昭島でも上映されています。
ならば、昭島で
世話物 「人情噺文七元結」
世話物と言えば、十八世勘三郎。
そりゃ~上手さは格別。
十八世勘三郎はほんとに惜しいことをしました。
私より一つ年上ですから、
生きておれば64歳。
歌舞伎の申し子のような方でしたから、
存命でしたら、
どんなに面白い演目を見せてくれたか
と思いますとね。
シネマ歌舞伎の感動ではなく、
勘三郎さん、命を落として悔しかったろうにと、
涙が止まりませんでした。
六世勘九郎さんも随分と箔が付き、
立派になられましたが、
なんとも、あのあごのラインが残念。
白塗りをしたとて、良い男にはなれず・・・
父親の芸を継承すれば、
舞台のそこここに、
十八世勘三郎さんが見え隠れし、
「そりゃ~勘三郎にはかなわないわね」
と思ってしまいます。
そこへ行くと、
弟の二世七之助さんの、
芸の磨きは眼を見張るばかり。
このまま、女形一本で精進され、
玉三郎さんの芸の継承をなさって欲しいと
思うのは私だけではないと思います。
まあね、
歌舞伎好きは勝手気ままに評論をすれば満足で、
楽しかった、MOVIX昭島。
仕事着で、車で乗り付け、
車内で、おにぎりを食べたら、
午後からは、クライアント方向へ、
新青梅街道を走る。
という、
なんともお手軽なシネマ歌舞伎でした。
私の命ある限り
Petit の発行を決意し
ブログランキングに参加しております。
応援よろしく、お願いいたします。
クリック宜しくお願いします。