ハイ!Petitの福善です。
私が大手銀行を辞めてから何年たつのか
いえ、
何年勤めてたのかも定かではないです。
それほど、私は混乱していた時代でした。
随分とご迷惑をかけた銀行員時代。
それなのに、
定例課会には、毎回およびがかかります。
久し振りの夜の新宿。
18:00に新宿にいるなんて考えられない毎日。
20:30には、自室ベットに入っている私。
かつての同僚の皆さんも、
出向したり、退職したり、今は身分は様々。
そこで、今回聞かれたのは、
私の退職理由。
誰が止めるのも聞かず、さっさと退職したので、
残った方々は「いったい何だったんだ」
という疑問があられるそうです。
真相は、面白い理由ですよ。
ある日、女子更衣室で同じ課の、
同年齢の女性と二人になったんです。
その女性は言いました。
「貴女の仕事の仕方って鼻に着くのよね。
何か、やり方が違うしすごく目障り。
自分の事、特別な人間と思ってるでしょう
アナタだって私たちと同じおばさんよ」って言って、
泣き崩れたんだな。
それを見ていて思ったのね。
私はべつに特別な人間だと、
自分を思ったことは無いけど・・・
同僚と更衣室で二人になり、
自分の感情で相手をなじり、
泣き崩れたりはしないだろう。
だけど、
これだけ泣くってことは苦しいんだな彼女。
私は、珍しく黙って彼女を見つめるしかなかったです。
「辞めよう、銀行を辞めよう」
私がいる場所ではないのかもしれない。
と考え、決意し三か月後に退社しました。
同席していた男性が、それを聞き、
「そうゆう感情になる人もいたかもね」
と、しんみり納得してらしたです。
なんていう事は、ちょっとしたことで。
会は楽しく、面白かったですよ。
私以外は生粋の銀行員。
この様な方々と仕事をしていた時代もあったんだ。
と、かつての自分を思い出しました。
そして、面白いな~と感じました。
同僚だった時代にはなかった事。
それは、
それぞれの方の感情が事細かく、
見えてくる、読み取れる。
それも、好ましい部分が見えてくる。
皆さん魅力的な方だと感じたのでした。
こんな風に、銀行員時代の自分を
振り返ることが出来るなんて、
なんて、幸せなのだろうと感じたのでした。
有難いことだと思いました。
私の命ある限り
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