『ネックレス』のお話その１

ハイ！Ｐｅｔｉｔの福善です。

此処のところ、

宝石のウララでは、
真珠のネックレスの修理
や、
ネックレスチェーンのお直し
をよくＦＢで発信されています。

やはり、長さで悩んでいるのは、
私だけでは無いんだな

と
再確認する今日この頃です。

さて、本日から開始

『ネックレス』のお話その１
ではネックレスの部品の名称と修理について。

修理の中で一番多いのは、
指輪のサイズ直しとネックレスの切れの修理です。

チェーンがブッチリ切れてしまったものもあれば、
部品が外れている場合、留め具が破損している場合と色々です。

チェーンが切れてしまったものは
"ロー付"といって特別な修理が必要ですが、
"部品が外れた"又は"部品の破損"はその場で繋ぎ直したり、
部品を交換したり出来る場合があります。

私たちがネックレスを身に付けるとき、
丸い輪状の金具を、
穴のあいた板状のものに引っ掛けて留めるものが多いのですが、
それぞれ名称があります。

丸い輪状の金具は《引輪》(ひきわ)といいます。
つまみ部分に指をかけ引くと輪があいて部品を通す事が出来ます。

同じ用途で《フック》もあります。
輸入品や重量のあるネックレスに見られます。

引輪を引っ掛ける板状の部品は《プレート》又は《ダルマ》といいます。

そしてネックレスチェーンとこれらの、
部品を繋げる《丸カン》で構成されています。

【部品が外れていた】場合というのは、
どこかに引っ掛けたりして強い力が加わった為、
丸カンが開いてしまい、引輪又はプレートが外れている時です。

丸カンを紛失していなければ、
開いてしまった丸カンに部品を通し、
閉めてあげれば修理完了です。
また、
丸カンが無くなった場合は
新しい丸カンをその場で付けることも出来ます。
(丸カン取付け500円前後～)

【部品の破損】は殆どが引輪の中にあるバネがダメになったり、
踏んづけて変形してしまった。という場合が多いです。
引輪は繊細な部品なので、
これ自体を修理するのは難しいので新しい引輪を取付けます。
(引輪取付け2000円～4500円くらい)。

プレートは壊れる事は無に近いですが、
丸カンから外れて紛失する場合があります。
その時は新しいプレートを取付けます。
(プレート取付け1500円～2500円くらい)。

引輪、プレートには大きさが色々あり、
引輪は直径５mm～10mm
、プレートは大きさや形が様々なものがあります。
既製品には直径５mmくらいの小さい引輪が付いているものが多いので、

高齢になってくると
『金具が小さくてネックレスを着けにくくなった』

とおっしゃる方も多いです。修理のついでに、
又はそうでない時でも大きめの引輪やプレートに取り替えると

『着けやすくなったからまたできるわ』

と言っていただいております。
着けたいけどうまく着けられなくなったと悲しまず、
金具を換えてみてはいかがでしょうか？

(引輪のお薦めサイズは７mmです)
部品は大きさや金、プラチナでお値段が変わりますので、気軽に問合せ下さい。

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