ハイ!Petitの福善です。
娘の結婚って、既に5年以上も前の話なのですが・・・・・・
Petitを立ち上げる、前年の秋だから
2007年の10月だったかしらね。
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私と娘が二人で生活するようになったのは、
娘が12歳・私が36歳
父を亡くした娘は、あの日から、
まるで、世の中から希望が全てなくなったような
灰色ががった目の色に変わってしまいました。
私は母として、なんとかその目の色を元に戻したいと、
無駄な努力をしました。
ところがどれも、結果が出ない
で、あるとき気がつきました。
そうだ彼女には必ず将来の伴侶が現れるはず。
きっと、その男性が彼女を幸せにしてくれ、目にも
元のように楽しげな光がさすだろう・・・・・・と。
気がついたら、戦略を実行。
私は娘に言い続けました。
「必ずね、どんな悲しみも、辛さもすべて包み込んで
くれる男性が現れるから、一緒に幸せになれる人が
必ず現れるから、心配しなくても大丈夫よ」って
私は、娘に暗示にかけるように言い続けました。
それは、母である私の切なる願いでもあったのです。
娘が就職して数年が経ったある日。
休日にデートをして帰宅した娘の顔を見たとき、
「おお~とうとう、出会ったのね」と分かりました。
私は、大変嬉しかったですよ。
娘は、その彼と結婚し5年が経ち、男女の子供をもった
4人家族になりました。
毎年、シンデレラ城の前で記念撮影をし年賀状を送ってくれます。
これは、きっと、娘がわがままを言って毎年撮影に行っているのでしょう。
私はいつも思う。
毎回、作成するPetitを見ると、
この紙面を作成するのと同じくらいの労力をかけて
娘をそだてていたんだと。
そして、それを肩代わりしてくれた彼がいるから、
安心して、全力で仕事に立ち向かえるのだと。
娘のことも、産み育てた子供ではなく、
私のなることができなかった、やさしい母として、
孫たちに接している様子を見るたびに、
一人の女性として、彼女の生き方を、
認めている、自分に気がつきます。
もうすぐ、彼の誕生日。
何か、プレゼントしに行ってきましょうかね。