
























今日は、昨日の続きでホイヤーの針り付けからケーシング・防水試験までです。
針付けは、クォーツの場合に限って嫌いです。
文字盤上の、秒針の刻みが必ず合いません!
これは、メーカーが悪いのか構造が悪いのか?
僕には、わかりません。
しかし、なるべく合わせるように努力します。
時針・分針・秒針と重ねるように1本ずつ取り付けます。
傷はつかないように、ピンセットで文字盤中央に慎重にセットします。
針を押す器具で、慎重に押し込みます。
この時に、文字盤に当たらないように細心注意を払います。
傾きや曲がりに注意し、針を一周回してどこの位置でも文字盤との間隔が同じになるように
微調整して押していきます。
つまり、文字盤と常に平行になるように取り付けます。
分針は、カレンダーのクイックチェンジ機能が付いている場合は0:00ちょうどにカレンダーが
切り替わる位置に正確に合わせるのですが・・・
これが、非常に難しいです。
1級時計修理技能士の試験でも、このポイント重視されています。
しかし、試験基準は11:50から0:10以内に分針が切り替わればOKでした。
試験の法が簡単ですね、僕は11:59から0:00の間位に合わせます。
ほんの少し早いくらいにセットします。
若干のずれで、0:00を超えてから日付けが変わるのがなんだか変に感じるからです。
分針は、さらに時針とのクリアランスも考慮しながら押し込みます。
もちろん、平行についていないと回転しながらどこかで干渉して針が止まります。
さらに、病針は目盛に1秒毎にぴったり合うように取り付けますので・・・
さらに難しくなります。
各針のクリアランスも同じくらいにし、目盛りにさらに合わせ0:00の位置がぴったり合うのが
理想です。
人間の目は、12時近くに目盛りに合うのが気になるそうです。
6時近くは、そんなに気にして見ないらしいです。
もちろん、試験も目盛りは12時位置できっちり合っているかが肝になります。
秒針は、さらに針擦れで止まりやすいですから注意が必要です。
各針がセットされたら、カレンダー切り替えタイミングが針が正確に取りついている間隔はおかしくないかと何度も針回しをして終了です。
僕は、12時に全部針を合わせから3時・6時・9時を直角と直線を注意してみます。
これが、終了してやっとケーシングします。
ケース内部に、チリやほこりがないか何度もチェックして文字盤針にほこり及針の裏にも注意して観察
します。
電池を入れて、古い機械からコイルカバーを移植します。
パッキンを交換して、シリコングリスを塗布します。
ほこりやごみ・チリが無ければ、ムーブメントを収納してリューズセットし裏蓋を閉めます。
もちろん、ここでもほこりの侵入を厳重にチェックします。
最終段階です。
やっと、これで一連の作業が終了しランニングテストをしてお渡し出来ます。
何日か、時計を稼働させた状態で止まらないか針が上手く機能してるかとチェックしてから防水試験機
に掛けます。
今回は、30m防水クリアしました。
うれしい瞬間です!!
古い機械をケースに入れて一緒に返却します。
これは、思い出と共にしまって置いてくさいね。
そして、今後の故障時に部品取りににもなりますので!
やっと、ほっとしました。
また、次の修理に入ります。
先日の、チッソの手巻きです。
部品が来ましたので、速攻治りました。
それでは~