着ないで夏が終わっちゃったね
…って、毎年着てないか
これは着てみたいかも

ミャーとボーちゃんには
こちらを着てもらいたいかな

一緒に写真を撮りたいかも🤳
浴衣とは
浴衣(ゆかた)は夏に着用する着物で、素肌に直接着用する略装の一種。綿・麻・アクリルなどの生地で仕立てられ、帯を巻いて浴衣を固定します。
浴衣の歴史は古く、平安時代には既に原型となるものがありました。当時は「湯帷子(ゆかたびら)」と呼ばれ、混浴時に肌を見せないために着用したもの。
その後お風呂上がりの着物となり、江戸時代に広く普及。その際に「夕涼みや花火見物程度になら問題のない衣服」として、定着していきました。
このような経緯があるため、本来の浴衣は改まった場や昼間には着用しないもの。しかし現代は昼間のテーマパークや動物園など、夏のカジュアルコーデの定番となっているんですよ。
□男の帯の結び方 ~貝の口~
*帯の結び方を工夫すると、粋な男に仕上がりますよ!
甚平とは
甚平(じんべい)は上着とズボンに別れた、男性用及び子供用の衣服。着物と違って帯をつかわず、上着についた紐を結んで固定します。
上着の袖は半袖よりやや短めで、裾はお尻が隠れる長さ。ズボンはハーフパンツ程度の丈と、手足が出るデザインとなっています。
甚平の歴史は意外と新しく、江戸時代末期に室内着として使われたのが始まり。その形が武将が羽織った「陣羽織」に似ていたため、「甚兵衛羽織(じんべいばおり)」と呼ばれるように。
ここから変化して、「甚平」という名称となったんですよ。
甚平は室内着として誕生したため、風通しの良く涼しく過ごせる特徴があります。また浴衣と違って帯を使わないため、とても動きやすいんです。
ただし元は室内着であるため、外出時に着用した場合ラフな印象に。更に胸元がはだけやすいので、その点は注意したいですね。
浴衣と甚平の違い、まとめ
浴衣と甚平は似ていますが、次のような特徴と違いがあります。
■浴衣
- 平安時代にお風呂用の服として生まれ、江戸時代には湯上がりの衣服として普及した。
- 素肌に直接着る着物の一種で、帯で固定する。
- 現在は夏のカジュアルな和装として定着し、花火見物やイベントへ行く時に着ていく人が多い。
■甚平
- 江戸時代末期に誕生した、袖が短く上下に別れた男性・子供用の室内着。
- 帯は使わず、上着についた紐で固定する。
- 風通しがよく動きやすいが、胸元がはだけやすい欠点がある。
なるほどね

帯を巻いて固定するか、帯を使わず紐を結んで固定するかの違いは一目瞭然ですね
