治療卒業 | monkey-nutのブログ

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リンパ浮腫と更年期障害と共に生きる36歳の自由ブログ

2月の終わりに治療を卒業した

普通なら、喜びの気持ちを表現するのかもしれない


でも、そこで私に生まれた感情は

黒に近い灰色で、今にも大粒の雨を降らせる雲のような重たいものだったかさ


仕事を失っていた私は、終了と同時にただの無職になる

仕事が一番の優先順位だった私には、すでに治療がよりどころだった

治療があるうちは、再発の恐怖にさらされることもない

無職の看板を背負うこともない

でも治療は終了


「治療が終わったら、必ず声をかけて」そんな上司の言葉をうのみにして

治療後すぐに戻れるように、明るく元気に前向きな患者で

治療中のハプニングも乗り越えてきた

でも信じた言葉はとっくに排水溝から流されてた汗汗


上司から聞かされた言葉は、「再発したら・・・」

経営を考えたら、もっともな言葉だと思った

いつ再発してまた穴をあけられるかもしれない、そんなリスクを避けるのは当然だ

それだけの迷惑をかけてしまった結果だ・・・


治療が終わってキラキラしているはずの毎日は

どす黒く、どろどろした毎日に変わってしまった・・・


そんな私に残されたのは、更年期障害と右足の付け根のリンパ浮腫、

抗がん剤の副作用の手足の消えない痺れ、そして原因不明の骨の痛み・・・

眉毛もまつげも鼻毛も、毛という毛が全て抜けたつるつる頭の私花


でも2ヶ月かかって、眉毛もまつげも鼻毛も髪も、毛という毛が全て生えてきたキラキラ

それと一緒に私自身も地表に這い上がることができてきたニコちゃん


不採用の通知の山を見て、また水面下にもぐる日があるかもしれない

でもそしたらまた這い上がればいいや芽キラキラ