今朝はお弁当を作ってからウォーキングに出発しました。
昨日の雨で、木製の橋はツルツル滑りやすくなっていました。
気温は低めでしたが、風が穏やかだったので寒くもなく、とても歩きやすくて気持ち良い朝でした。
今朝はカルガモさんがとても少なかったです。
全長3kmの川を往復しても、会えたのは5羽だけでした。
みんな換羽が終わって飛べるようになって、自由に移動しています。
ちょっと足を止めてカイカイすると、おもむろに上体を起こしてパタパタ☆……くるりとスピンしました。
キンクロちゃんが、インスタならぬキンスタ(キンクロハジロ専用の写真投稿SNS)をやっているなら、華麗なパタパタを自撮りして「こちら最低気温17℃、待ってるゼィ」と仲間に呼び掛けているところでしょう(^^)d
今朝会えたカルガモさん5羽の写真です。
そして最後に会った1羽は、復路で姿を見せてくれたこの子……細めの足、背中でクロスしない短い翼、小柄な身体、カルガモのハナちゃんでした
ハナちゃんは、8月7日に3兄弟で生まれた、この川での今シーズン最後の雛ちゃんでした。
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生後6日目には2羽になってしまい、さらにその3日後の朝に、もう1羽の兄弟も力尽きてしまいました。
優しいお母さんにとってもショックな出来事だったでしょうが、気持ちを切り替えて、ひとりっ子になったハナちゃんに付ききりで面倒を見ていました。
大切な命を繋いで、すくすくと成長してくれたハナちゃんは、川沿いを歩く私たちにとっても希望の星でした。
ただ、遅く生まれた雛ちゃんでしたので、成長の後半では、お母さんに来シーズンに向けてのパートナーが現れて、あんなに優しかったお母さんが、まさかの子育て離脱傾向に陥りました。
ハナちゃんはだんだんお母さんを呼ばなくなって、時々単独行動をするようになり、自然に独り立ちへの準備ができていきました。
お母さんはハナちゃんのことを完全放棄ではなくて、日によっては以前の優しさで保護者として戻って来ていました。
そして迎えた60日の節目の日にお母さんがいなかったのは、これからもたくましく生きていくハナちゃんを象徴する姿だったと思いました。
ハナちゃん、元気に育ってくれて、ありがとう❣️
最後の雛ちゃんとしてのアイドル的な役割も、卒業ね。
これからは、大人のカモさんとしての暮らし、アナタの人生と沢山の出会いを、楽しんでちょうだいね\(^^)/
改めて、今まで追いかけさせてもらって、本当にありがとう🙇♀️💕
これで、今シーズンの私の雛ちゃんの追っかけは終了です。
今年も沢山の親子のドラマを見させてもらいました。
みんな違って、みんないい。
健気な命が、みんな愛おしいです。
《久しぶりの、千日紅ハート》