日中のあまりの暑さについていけなくなったので、早朝に歩いてきました。

今なら日の出の頃はまだ涼しくて、夏至が近いので早くから明るいです。


いきなり元気な子たちに会いました。

中くらいに近いサイズの兄弟たち……

1羽がこちらの岸の岩場に頭を突っ込んでいたので、近寄ってみたら、何かを咥えて引っ張り出しましたよ( ゚□゚)

うわっ・・・
……カニ???

よく分かりません。

でも雛ちゃんにしては大きな獲物なので、頭を激しくフリフリして逃がさないように咥え直したりしていますが、時々取り落として慌てて拾ってまた取り落としての繰り返しです。

静まりかえった朝の空気に、この子の立て続ける水音は、周りの子たちの注目を集めるのには充分な騒がしさでした。


1羽、スッと寄って来まして、真剣な眼差し。

途端に兄弟たちが次々に寄って来て「何、何?」「コイツいいもの持ってる~」「ちょうだいちょうだい」と凄い勢いで奪いにかかるので、当の本人は必死に逃げて、落としては拾ってまた逃げて、みんなでワシャワシャ大捕物を展開してくれました(@_@)
「寄越せーー」「やだーー」
「待てーーー」「待ーたーなーいー」
(誰もあきらめません(^_^;))
切磋琢磨の雛社会・・・母鳥さんは気にも留めていませんね。
自然界は厳しいですから。
みんなたくましく生き抜いてね。



毎日のように出会ってしまう「ひとりで置いていかれてしまう試練」は、今日は、ひとりっ子のひとみちゃん(カルガモ生後10日目)でした。

隠れ家的スポットで、母鳥さんと一緒に、まったり壁苔をつついていたら、

別のカルガモさんが、わざわざ手すりを飛び越えて、空中からこの狭いスペースに乱入してきました。
頭を低くして、親子を追い回し始めましたよ(>_<)
母鳥さんは囮になって飛んで出て行ってしまいましたが、乱入カルガモさんは後を追わなかったので、あろうことか乱入カルガモさんと二人きりになっちゃったひとみちゃん。
ピーピー叫びます( ;∀;)
まもなく母鳥さんが慌てて飛んで帰って来て、ひとみちゃんにピッタリ寄り添いました。
そして、ひとみちゃんを連れて水中の出入口を潜り抜けて外に脱出しました。
この後も乱入カルガモさんはしつこくて、飛んで行って母鳥さんを追い回してひとみちゃんを鳴かせたりしましたが、やっと諦めて水音も止まり、静けさが戻りました。

んも~~~~!!!(←乱入カルガモへの苦情)



そんな空気を癒してくれたのは、向こう岸から渡って来てくれた、ひとりっ子のしげみちゃん(カルガモ生後20日目)です。
何故かすぐそばに来て、じーっと止まってくれました。

私はそうっとしゃがんで、ドキドキしながら撮らせてもらいました。

↓モッフモフしています(* ´ ▽ ` *)
↓あんよでカイカイ~~(*^-^*)
↓金色に光る輪郭☆
↓じゃあね~、というように、しげみちゃんは両親と一緒に去って行きました。
来てくれてありがとう~~(^-^)/