映画「悪人」を観てきました。
バイオハザードⅣとどちらにしようか悩んだけど、ロケ地が福岡、佐賀、長崎と近いという単純な理由で「悪人」にしました。
こちらに決めて大正解。
面白い、というよりは見ごたえがあります。
僕個人的には、今年No.1をあげてもいいくらいの出来でした。
深津絵里の演技はリアリティがあってなかなか。
また妻夫木の役作りもすごくて、
(これほんとうに妻夫木?)
と思うくらい、いつもの彼とは別人なんですよ。
少し肥っていて、喋りが下手で無愛想で、あまり頭の回転のよくない青年を上手く演じていました。
ストーリーは鬼気迫るものがあります。
出会い系サイトを通じて知り合った男女の不幸な運命を描いています。
もし僕が、彼らと同じ立場に置かれていたら、同じ行動をとっていたかもしれません。
映画の中の深津絵里みたいに、30半ばを過ぎて彼氏もいなかったらつい出会い系サイトにアクセスしてしまうでしょうし。
また妻夫木が演じる解体工の青年のように、普通に生活してたら女性となかなか出会うことはできないであろう立場の男もつい出会い系サイトにはまってしまうでしょう。
どちらも純情を抱いたまま。
この映画は、現代のほとんどすべての若者の根底にある病巣を上手く描いているように思います。