相撲観戦に行くまでの前置きが若干長すぎだなぁと思う。でも、あくまで記録のためと思ってるからまぁ良しとしよう。

前回からの続き


今回、4人枡を取ったためとりあえず次男も誘ってみた。4人枡を3人で使った方が若干広く使えて足も伸ばせるし、コロナ禍の時の観戦は6人枡を3人で使ったためゆっくりと見ることができ旦那も横になって昼寝もできた。

だけど、相撲オタクの末っ子と私と旦那の組み合わせだと私と末っ子の2人で相撲談義に花が咲き旦那の存在なんて忘れてしまいそう。実際いつも忘れてる笑 まして今回は視覚障害になってから初の観戦である。決して枡席は安くないしここでつまらない思いをさせてもう行きたくないなんて思わせたら、、末っ子と私の今後の相撲観戦にも影響が出そうである。

そこで、ノリが良くお喋りな相撲にあまり興味のない次男を誘ったのである。


ノリが良い次男君はもちろん二つ返事で、そして何となく旦那と私の不穏な空気を嗅ぎ取って前日に仕事を早退して我が家にやってきた。

途中まで次男君を車で迎えに行き、ざっと旦那の様子を話した。

次男君の考えは、、


父さんはまだ視覚障害で今まで通りに働くってことに腹を括れてないんだね。情けないけど仕方ないし

お酒に逃げるってホント何しちゃってんの?って思うけどそういうのってどうでも良くない?

母さんが敏感に反応するから父さんもエキサイティングしちゃうんだし、ほっとけば酒害ないんだし寝るだけじゃん。それで身体を壊したらそれはそれで自業自得なわけで母さん的には別に構わないじゃん。それなのに何を縛りつけてるのか良くわからないよ。父さんがアルコールの力で自信が付くって言うならそうなんだろうしそれに父さんはいつだってちゃんと考えてるし、気分よく仕事させて気分良く休ませてあげようよ。


要は私が勝手に旦那の行動を予測変換しちゃっておかしなことになっている。という指摘を受けた。

確かに、、お酒の量も減っている。

確かに、、私がお酒のことをウダウダ言うからそれから勃発する。

確かに、、休みの朝からガンガン飲んでるわけではない。

確かに、、飲みながらでも仕事のことやこれからのことを細かいことまで考えている。

そして、確かに、、私は旦那がたとえいなくなっても明るく生きていける自信がある。


父さんは父さん、母さんは母さん、お互いもっと自由にやればいいのに。

例え家族でも自分以外の人のことは俺はどうでもいいけどな。


言い方は乱暴だけど私の胸にストンと落ちた。

確かにどうでもいい笑

私は視覚障害になった旦那を私の枠にはめようとしてた。私の枠なんかにハマるような小さい人間じゃないのに。


俺は酔っ払ってる父さんは良く喋るし面白くてすきだよ。だって飲まないと喋んないし面白くないし。


確かに、、飲まないでくら〜い顔で鬱になるより飲んで明るい方が私も楽しい。まぁ、限度があるけど。


ヤバい時はガン無視でいいじゃん。いちいち感情動かす必要なくない?


確かに、、感情動かすから悲しくもなるし怒りも湧いてくる。私はあくまでも自分のペースでいればいい。


そして、、相撲観戦当日

朝から取り組みを見たい末っ子と私は道路事情も考え7時に車で両国に向かい

旦那と次男君はゆっくり起きて家の中のことを片付け、ワンコの散歩をしてどこかで昼食を食べてから合流することになったのです。


実際、この日の前の週の水曜日から自信を失い仕事を休んでいた旦那。

目は死んでるし鬱状態。取り引き先の社長に

「とりあえず仕事にこい‼️何とでもなるから仕事にこなきゃどうにもならないからこい‼️考えるのはそれからだ。どうしてもダメなら帰ればいい」と言われ

いつも助けてくれてる仲間からは

「仕事に関してはできてるし大丈夫だ。あとは仕事以外のことで自分の役割を見つけろよ。俺は周りに嫌われても周りの職人のケツを叩くことが自分の役割りだと思っている。そういうの何か見つければ自信もついてくるはず」と言われて旦那もおそらく考えている。

そして相撲観戦の次の日が仕事に6日ぶりに復帰する日。


一抹の不安はあったもののとりあえず今日は楽しもうと思う私と嬉しくて嬉しくて夜眠れなかった〜と言っている末っ子と朝7時に夢の国両国に向けて出発したのでした〜


〜つづく〜