
今日は世界中の投資家が注目していたNVIDIAの決算発表があった。今週の予定のトピックとして2,3日前から経済情報番組で取り上げられていた。今朝という時間も分かっていたので、日課のヨガも止めてテレビ東京のモーニングサテライトを見ていた。6:30にiPhoneの着信音が鳴り、日経速報が配信され、NVIDIAの決算が市場予想を上回ったということが報じられていた。
しばらくしてモーニングサテライトでもこの決算内容が放送された。
永くIT業界で働いてきたので、NVIDIAについては昔からよく知っており、3D CADのシュミレーションに強いグラフィックプロセッサー(GPU)としてHP(ホームページではなく、ヒューレット•パッカード)のワークステーションにはNVIDIAが搭載されていますとアピールしていた。INTELのCPUとは別の立ち位置だった。近年は仮想通貨のマイニング用サーバーや生成AI用として独自の位置を持ち、GAFAMにテスラとNVIDIAを加えマグニフィンセント7と称される存在になった。


(半導体関連銘柄)


(本命銘柄)

上のスクリーンショットはマネックス証券のマーケットボードというカテゴリー別に銘柄を登録出来るものだ。昨年までは中小型や情報・サービスなどのカテゴリーで登録していたがウォッチする銘柄を絞り、登録銘柄を大幅に減らした。半導体関連の代表銘柄の東京エレクトロンやレーザーテックは、面白味がないので投資対象としていない。
今日は小雨降る天気でテニスもジョギングも出来なくて、ジム通いだったので9:20に家を出るまでマーケットボードを見ていた。NVIDIAの決算を受け半導体関連は凄い勢いでの上昇と出来高だった。特に大日本スクリーン時代から売買してきたSCREENの上昇が目についた。最近ゴールドマンサックスが日本版マグニフィンセント7として「セブン・サムライ(7人の侍)」東京エレクトロン、SCREEN、アドバンテスト、ディスコ、トヨタ、SUBARU、三菱商事を選定した。その中でもSCREENは上昇率がトップだ。
そこでSCREENのタラレバなのだが、この銘柄は2014年@433円×5000株、2015年@560円×5000株とそれぞれ利益確定し、直近では2年前の2022/1/13に@13000円×500株で利益確定した。この売買は過去最高の利益だった。普段このブログでは株数は明らかにしないが、終わった取引なのと株数を明らかにしないとタラレバの意味が通じないのだ。SCREENは昨年9月末に1:2の株式分割をしたので、一旦値を下げたがその後上昇し現在の高値である。1000株になっていたのを逃した魚は大きいという話だ。勿論SCREENの先高感は持っていたが、過去最高の評価益に一旦利益確定し、次の下げを待って再度買おうと思っていたが、そんなシナリオ通りにいかないのが株取引で、だから頭の体操になるのだ。
前に書いたGNIも今は過去最高の評価益だが、これが今年どこかの時期にF351の第三相治験が失敗に終われば、あの連騰の時に利益確定しておけば良かったと思うのだろう。
だからタラレバは結果論で、その時点では正解は分からないのだ。
本命銘柄としているのは、次の買い候補銘柄だ。日本電子は昨年11/24に利益確定しているが、これもシナリオがあって、2024年の新NISA成長枠240万×2に買い換えようと思い、植田日銀総裁の(年末から1月にかけてエキサイティングな時期になる)発言に、マイナス金利解除に動くだろうと思い、一月の株価下げを予測しての利益確定だった。従って売却金はMRFに待機資金として置いてある。
ただシナリオに固執せず、他の買い候補の値動きを見ながら検討しようとも思っているが、全て半導体関連なので高値圏かもしれない。ローム1:4、東京応化工業1:3、ソシオネクスト1:5と株式分割を昨年12月末にしているので、元々値がさ株だったのだ。日本電子は半導体の微細化が言われる中でマルチビーム描画装置とオーストリアのメーカーIMSとの提携を材料としている。ロームはSiCパワー半導体で頭一つ抜けており独子会社がSiC基板を手掛けているのでその期待で政府からの支援も1294億円と大きい。東京応化工業はフォトレジストの先駆けメーカーでシェアは世界トップである。
日経平均は34年ぶりの高値更新らしいが、
半導体関連株が押し上げたので、保有銘柄に恩恵はなかったが、唯一の半導体関連銘柄のフェローテックは247円高(8.92%)となった。
(節分天井 彼岸底)の格言があるが、3月下旬の下げはあるのか、配当取りもしたいので
植田日銀の金融政策の行方が気になる。今日の(デフレではなく、インフレ)発言の日経の解説をじっくり読みこなしてみよう。
明日のメディアでは日経平均最高値更新で大騒ぎだろうが、景気という点では実感がないし、買い時を探って下げを待っているという変な立場だ。