前回に続いて

大脇先生の話が面白かったので

続けて読んでみました。

 

前作から

翻訳本を挟んでの本書だそうです。

 

 

タイトルが良いですね!

 

 

「医者にまかせてはいけない」

 

 

 

 

ここで思うことは

「まかせてはいけないならどうすればいい?」

という疑問が出ると思います。

 

 

それは

本書を読めば出てくることなのですが

結局は患者自身がどうしたいか?です。

 

 

ここに依存体質の人は

かなりハードルがあると思います。

 

 

自分の事を自分で決められないからです。

 

 

医者などを筆頭に

専門家といわれる人たちの使い方が

分かっていない人だからです。

 

 

 

いつものように

共感した箇所を載せておきます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

・医者は専門家として働きます。医者の知識や技能は、患者の希望をかなえるためにあります。希望がなければ余計な口を出さない。無理な希望には無理ですと答える。専門家としてはそういう仕事のはずです。ところが不思議なことに、実際は患者の希望がどこかに行ってしまって、医者の知識を中心にものごとが決まってしまうことがとても多いのです。典型的なのが「先生におまかせします」という言葉です。自分が何を希望しているのかさえ決めてもほしいという言葉が、当たり前のように患者や家族の口から出てくるのです(p3)

 

 

 

・98.6%の人が、血圧を下げても下げなくても同じだったということです。同じということは、一部の人は病気になり、ほとんどの人は病気にならないということです。~~~実際は血圧を下げても脳卒中になる人はなりますから、本当に血圧を下げなかったせいで脳卒中になった人はごく一部だけです。それが「1.4%」という数字の意味です(p78)

 

 

 

・「先生、私は素人なのでわかりません」と言われます。私の気持ちとしては、医者の説明が分かりにくかったら、もっと分かりやすくする努力をするので、質問してほしいと思っています。それをしないで、薬を飲むか飲まないかの判断を医者に丸投げされても、それは出来ない相談です(p81)

 

 

・減塩は長いこと、エビデンスが無いのにも推奨されてきたんです。~~~~~減塩しても病気予防になるかどうかは不明です。血圧が下がるから予防になるんじゃないかな、と言われているだけです。まして高血圧でない人は血圧も下がりません(p87)

 

 

・もともと健診は、炭鉱労働者のように苛酷な状況で働いている人が、粉塵を吸い込んで苦しくなっている等の症状を見つけるためのものでした。~~~かつては危険な労働環境が多かったので健診にも明確な木定期がありましたが、いまではアリバイ行政に成り下がっています。だから労働安全衛生法は変えてほしい(p116)

 

 

・実験動物と仰るのは、人間をモノ扱いしているという意味ではありませんか。それは健診というより、医学の本質だと思います。医学はそもそも人体をモノとして扱う学問ですから。物として扱うことによって、「壊れた臓器のこの部分をとれば病気が治るハズ」と考え、実際に手術をして効果を確かめるといった試みが可能になったわけです(p129)

 

 

・公共事業化した医療に群がる利権(p131)

 

 

・健康もにたところがあって、がん検診などの予防医療を一生懸命やれば、その中で健康上の利益を受ける人がいるかもしれませんが、それ以上に多くの産業振興のチャンスが生まれます。医者の仕事も生まれるし、検査会社の仕事も生まれます。医薬品メーカーの仕事も生まれますし、メディアも予防医療をネタにニュースが作られます。公共事業化した医療は、色んな産業の「利権」にもなっているわけです(p132)

 

 

・「おまかせします」は医療参加の放棄(p188)

 

 

・(病院に行くのは?)困ったときに来てください。どこかが痛いとか、具合が悪いときです。軽症なのかそうでないかの判断できない時にいくのも普通のことです。~~~医者のお墨付きが欲しいとか、不安を解消したいからという動機では来ないでほしい。~~~自分が何を目的に病院に行こうとしているのかを意識してほしいです。困っている症状があって治してほしいなら病院に行くべきですが、他の目的は叶えられない事の方が多いと思います(p248)

 

 

・結局、「先生におまかせします」という態度ではお医者さんが困るだけということですね(p251)

 

 

 

 

 

 

などなどです。

 

 

今回も大脇節がさく裂しています。

 

 

本書の中で

私とは全然相容れない箇所はありました。

 

 

議論したら

頭がいい大脇先生に軍配が上がるでしょう。

 

 

が、それでも疑問があるのが

コロナワクチン

についてです。

 

 

先生はワクチンには効果がある!

 

といっています。

 

 

たしかにあるかもしれませんが

弊害が多いワクチンであると

私はいまだに思っています。

 

 

それはコロナが次々と変異しているのに

同じ型の抗体のみが増える

その構図が全然ダメダメなものとなっていると

思っています。

 

 

流行おくれ時代遅れの抗体が

永遠と作られていく恐怖

 

 

それに接種当初からの

ワクチンの効果に対する

詐欺とも言える

発言の変化

 

 

新型コロナに罹らないために、接種しましょう

新型コロナに罹っても重症化しないように、接種しましょう。

家族に移さないように、接種しましょう。

2回打てば、一生免疫を確保できます。

3回打って、免疫をブーストしましょう。

抗体の濃度が落ちてくるころに、さらに摂取しましょう。

定期接種にします

 

 

と呆れるくらい

目的が変わってきています。

 

 

そして

大量に買い込んできたワクチンを廃棄する羽目になった

在庫管理の能力が皆無な厚生労働省

 

 

そんなワクチンを

大脇先生は効果があると

言っています。

 

 

この本は2022年にかかれた本なので

ワクチンに対しても

そこそこ情報が出て来つつある頃だったと思います。

 

 

それにしてもショボーン

 

 

 

 

この箇所以外は

本当に共感して

タメになる考え方や視点なので

とても参考になると思います。

 

 

是非読んでみてください。

 

前作とかぶる箇所もあるので

本書が良いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

記者との対談形式になっています。