あるときふと気がついた事があります。

 

 

それは義母の何げない一言です。

 

義母 「娘はきちんと家の事をやっているの?」

 

私 「やってくれていますよ。毎日三食作ってくれていますよ」

 

義母 「そんなの当りまえでしょ?私たちの時代はそれが普通だったよ」

 

私 「お義母さん。それは違いますよ。今現代は手作りの食事は偉い贅沢になっているんですよ。だから私はとても毎日贅沢な食事をさせてもらっています」

 

 

 

こんなやり取りがありました。

 

 

これの考えの元となったのは

岩村暢子さんの書籍からですが

 

 

 

 

 

 

これによると

手づくりな食事は

まず記念日でも出ません。

 

 

毎日の食卓に上るのは

お惣菜であったり

冷凍食品であったり

が多いのが

今の現代となっているようです。

 

 

もちろん違う食卓・家族はいると思いますが

日本全体では

そういった傾向があるということです。

 

 

つまり日本人全体でいうと

食事を素材から作って

食べるという家庭は

まれな家族となっています。

 

 

 

 

 

この傾向があったのは

いつからでしょうか??

 

 

私が小学生の頃

母は食事を作ってくれていると信じていました。

 

 

ですが結婚して

気が向いたから

昔こんな感じのミニハンバーグを食ったな口笛

と冷凍食品のパッケージの写真だけをみて

その日は冷凍食品が半額の日だったので

試しに買ってみました。

 

 

食べます。

 

美味いのですが

私の小さいころの味の記憶が蘇りますびっくり

 

 

記憶としては

全く同じ。

味も食感も香りも

何もかにも

私がガキンチョの頃に

母の味だとてっきり思っていたのが

冷凍食品の味でしたガーン

 

 

とてもショックを覚えたのと

その時の母の状況を考えると

パートにも出ていたので

致しかた無いのかな??

 

 

とも思いました。

 

大人の自分と

ガキンチョの頃の自分とが

共存しているのも

驚きましたびっくり

 

 

 

私の想いでの味が

冷凍食品

だったのが

とてもとても残念でしたショボーン

 

 

 

岩村さんの本と

幼いころの記憶と

昔の人の常識とが

今は全然違うものとなっているのが

身に染みて分かった瞬間でしたショボーン

 

 

それを感じると

妻が毎回毎回、毎日毎日

手作りの食事を作ってくれているのは

今やとても貴重な日常となっている

そんな風に思いました。

 

 

男女平等の名のもと

男性が稼げなくなりつつあり

女性の賃金が男性並みになってきているのは

男女平等のスローガンのもと良かったと思います。

 

 

 

1人で生きている

1人で生きる

と決めた女性もいます。

男性もいます。

 

 

ですが

基本的に男性の方が基礎体力が高いです。

女性も高い人はいますが

平均をみると男性の体力には負ける傾向があります。

 

 

そんな女性が一人で生きているとか

若い時は良かったかもしれませんが

40代や50代を過ぎれば

さすがに疲れや持久力は劣ります。

 

 

そのため

軽作業に従事したり

出世が出来るなら頭を使るポジションにつくのが一般的です。

 

 

それが出来ていなければ

本当に大変そうです。

 

 

 

この男女平等になった現代は

一般的に体力がない女性が大変そうです。

 

 

働いている企業の仕事

食事の支度

子育て

実家の世話

等々です。

 

 

男性も育児や実家の世話もやっている人はいるのかもしれませんが

私の周りでやっている人はほぼ居ません。

 

 

女性だけが

気を利かせてやっているのが殆どです。

 

 

つまり

男女平等の名のもと

女性が稼げるようになった副作用として

女性だけが忙しくなった。

 

という結果が導き出されます。

 

 

もちろん一般的な人です。

個別は違います。

 

 

 

私の家庭も

共働きでしたが

どちらも体が弱かったせいか

共働きは諦めました。

 

 

共働きが共倒れになりそうだったからです。

 

 

この共働き時代

ともに余裕がなくなり

外食が増え

貯蓄もどんどん減っていっていたのです。

 

 

これはイカンムキー

 

 

と思い。

 

話し合いの結果

 

 

私が仕事に出て

妻は家庭の事をやってもらう事にしました。

 

 

それから

だんだんと生活の質が何となく高まった気がしました。

 

 

私のアトピー治療も湯水の如くお金が減っていました。

 

 

それでも

共働きよりは全然良いと思いました。

 

 

この時

仕事ができるのは圧倒的に妻の方です。

 

 

本当にキャリアウーマンです。

 

私も体調が悪かったので

専業主夫になろうかな口笛

って考えていましたが

止めました。

 

 

 

 

そんなこんながあり

世間一般が見えない

インターネットがまだ流行っていなかった頃だったので

周りが見えず

今までの

昭和や平成での考えが

まだ支配している頃だったので

2人で話し合ったとはいえ

かなり抵抗がありました。

 

 

昭和は妻が家を守り、夫は外で仕事する。

平成は妻も仕事に出て、夫も家事をする。

 

というなんとなくの空気があったんです。

 

 

しかし

それは世間一般の考えです。

 

大切なのは目の前の妻との生活です。

 

 

それを二人で考えて結果を出しのが

私の家庭の全てです。

 

 

 

それから月日が経ち

いつの間にか世の中は

合理的な流れに乗り

食事は簡単に食べられるものが当たり前となり

買ってくるのが当たり前の時代へと

変化していったようです。

 

 

だれも気がつかないうちにです。

 

 

これを気がついたのは

栄養療法で病気や体質を改善しようとしている治療家でしょう。

 

 

 

ほんとうに今の世の中

炭水化物が蔓延しています。

 

 

悪いことではありませんが

今の日本人は大した運動量も無いのに

糖質を摂りすぎているので

体調不良になっている人も多いからです。

 

 

 

それに気がつけたことは

病気治しの第一歩の

現状把握

なのでとても大切なことです。

 

 

 

そんな事を気がつかせてくれた

お義母さんとの会話でした。

 

 

そして現状を見直したいなら

まずは岩村さんの書籍を読んでください。

 

 

 

 

 

 

 

それから

改善したいなら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この考え方の根本は

三石巌先生の著書です。