私は頭が悪いので

頭が良くなりたいと思って

本をよく読むようになりました。

 

 

 

そこで気がついた事がありました。

 

 

 

本にはレベルがある

 

ということです。

 

 

この記事の内容は

あくまでも実用書の事です。

 

小説などは関係なく楽しんでくれれば良いと思います。

 

 

 

 

 

 

色々なジャンルの本が

専門家という人たちが

書いていて

どれもこれもレベルが高い内容となっています。

 

 

内容はレベルが高いカモしれませんが

 

 

その内容に

違いがあります。

 

 

 

私は薬剤師になり

アトピーの脱ステ治療中に

白内障を患うまで

一般書籍を全然読んだことがありませんでした。

 

 

本といえば

専門書の本は読んでいました。

 

 

もちろん

薬学の本

薬学の学術雑誌

が中心です。

 

 

専門家が専門家に向けて書かれた

難しい本

難しい内容でした。

 

 

専門の内容なので

薬学にかんしては

今まで習った事の延長上の内容です。

 

 

そんなのばっかり読んでいました。

 

 

といっても

月に一冊くらいです。

 

 

 

勤めていた薬局がとってくれていたのを

暇だから読んでいた。

 

 

そんな感じで読んでいました。

 

 

習った事の延長上の話だし

すでに既知の内容

 

そして難しいことがを難しく書かれています。

 

 

 

だから

 

 

ダメなことだったと

思いました。

 

 

 

どういうことか

 

 

 

そんな雑誌などを読んでいれば

 

専門バカ製造装置

 

になるということです。

 

 

 

薬局に勤めていると

もちろん専門家なので

専門的な知識は必要です。

 

 

そういった知識の向上も日々行うことが必要です。

 

 

 

それが

私の様な頭が悪い人には

苦痛でしかなかったですえーん

 

 

 

それも必要だったのですが

それよりも

私はもっと世間を知ることが

必要だと感じていました。

 

 

 

 

そんな事があったので

読書はしていませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

世間知らずな私は

まずビジネスマナーの本から取り組みます。

 

 

課長島耕作シリーズの漫画本

ビジネスマナー

だけの本から入りました。

 

 

 

それでアレヤコレヤ

政治・経済・金融・心理など

煽り本もたくさん読みました。

 

この他に薬や東洋医学などの

専門的な分野の本も含まれます。

 

 

 

 

そういった系の本を

年間100冊くらいは読んでいます。

 

 

 

それで気がつきました。

 

 

本にはレベルがある

 

 

しかし

 

 

それは本を読んでもらいたい人の層による

 

 

初心者に読んでもらいたいのか?

入門者に読んでもらいたいのか?

初級者に読んでもらいたいのか?

中級者に読んでもらいたいのか?

実践者に読んでもらいたいのか?

 

 

で書かれている内容が

変わってきています。

 

 

 

読者数も関係してると思います。

 

 

 

一番多いのが初心者・一般の人

一番少ないのが実践者

 

 

まさにピラミッド状になっているんです。

 

 

 

 

 

下の人たちは

上級者の見ている視点が分かりませんし

何を考えているのかも分かりません。

 

 

 

上級者は

下の人たちが這いあがってくるのを待っているし

なんで躓いているのか分からない人もいます。

 

 

 

初心者のために、ためになる事が書かれている本が多いのに対して

実践者のための本は少ないのです。

 

 

 

私も実践しているモノとして

それは納得なのが

実践者は誰もが手探りなのです。

 

 

本にするモノでは無いのです。

 

 

 

時事ネタとしての

上級者の本はたくさんありますが

 

 

技術系の本は少ないのがそれなのかな?

 

 

という感想です。

 

 

 

今だったらSNSで

上級者や実践者の人の考えだったり

今何を考えていたり

 

 

 

ある事象を

どんなふうに

見ている視野が分かります。

 

 

 

 

それでも書籍の方が

まとまって著者の知見がまとまっています。

 

 

 

読者層と

ターゲットが多いいのが

初心者なので

選ぶときには

初心者用の本がたくさん売っている

 

 

ということです。

 

 

その初心者用の本が物足りなくなれば

中級者の内容に移行しないと

 

中途半端の知識となります。

 

 

私は漢方の本もたくさん読んできました。

 

今よりももっと書籍が空くなかった時

参考にする本が少なく大変でした。

 

 

なんとかそれに慣れていき

理解できました。

 

 

 

 

 

片や

私の同僚の登録販売者のおばさんたちは

初心者の本を読んで

よく分からない

ということで

買って満足して

どう使って良いのか分からないようで

その後本を見返すこともしていません。

 

 

初心者の本も

中級者の本も書いている内容はあまり変わりません。

 

ですが

使っている言葉が全然違いました。

 

 

初心者の本は

さらっと書いてあることに対して

 

中級者の本は

詳しく書いています。

 

 

このさらっと書いてあることが

意外に重要だったりします。

 

 

 

 

この登録販売者は

さらっと書いているから分からないし

 

分からないから

もっと追求していこうとは思えなかったようです。

 

 

 

難しても読者がついて行けないし

簡単すぎてもついて来ない

 

というモノです。

 

 

これを書いてて

それって

本人がどう思っているのか?

本人がその技術を取得したいのか?

使えるくらいまでにしたいのか?

 

結局は本人次第ということかな?

 

 

なんて思いました。

 

 

 

栄養療法も

藤川先生の新刊

これも買いましたが

確かにイラストや漫画や挿絵がふんだんに入れられて

良くまとまっていると思いました。

 

 

 

 

 

これはまさに初心者本だと思いました。

 

全く栄養を知らない誰かに勧めるのは良いかも?

 

と思いましたが

私には物足りません。

 

 

 

藤川先生の見ているモノは凄いともいますが

この本を書かれた参考図書を見るくらいの方が

さらに理解できると思います。

 

 

 

本にはレベルがあるので

分からなくても

その分野を知りたいと思えば

諦めなくて

何冊も本を読めば

誰でも理解できるようになります。

 

 

理解できるようになると

専門家が何を言っているのかも

分かります。

 

 

 

登録販売者の人に

話しても

「また難しいこと言って・・」

と訝しげにされます。

 

 

結構簡単に話しているんですけどね

 

その理解したい

という気持ちもない人に

何を言っても無駄かもしれなかったということです。

 

 

 

 

レベルが高い本を読んで理解しているのが

良い悪いではなく

 

それを読んで実践している人が

凄い人です。

 

 

 

そんな風に

ふと思いました。