前作に続き大変興味深い内容の書籍となっています。

 

 

日本のタブーに切り込むモリタクさんの著書

 

 

私には何がタブーなんだろう?

 

 

 

って思っていましたが

話題にしなければ

それはなかったことになります。

 

 

 

その事が書かれています。

 

 

 

 

 

 

大きな題材としては

 

・ジャニーズの性加害

・財務書のカルト的財政緊縮事件

・日本航空123便の墜落事件

 

が日本のタブーとされて書かれています。

 

 

 

 

確かにこの本を読んでいると

その件をメディアが書いてしまったり

なんかしらの形で追及すると

政府の上の方や

財務省が嫌がらせをしてきて

企業が立ち入られ無くなったりするそうです。

 

 

 

日本流の言い方をすると

面倒なことが起こる

という事。

 

 

 

それでその話題に触らなければ

そのメンドウナコトは無かったことになります。

 

 

 

興味のある方は

是非とも本書を読んで欲しいのですが

私が気になった箇所です。

 

 

 

・経済評論家のなかには「輸入品を安く買えたり、海外旅行に安くいけるのだから、国民生活にとっては円は高いほどよい」などと解説する人もいる。もちろん、そういる側面もあるのだが、経済全体としてみると、円高は必ず経済にマイナスの影響を与える。

私はシンクタンク勤務の時代、ずっと「経済モデル」という経済の模型を作って、さまざまなシュミレーションをすることを生業にしてきた。その経験で言うと、どんな経済モデルを使っても、円高は輸入jの減少を通じて、必ず経済の失速をもたらす。実際、1985年に42兆円だった日本の輸入総額は、86年には35兆円、87年には33兆円と急減していった(p172)

 

・バブル期の窓口指導がとてつもない圧力を銀行に与えていた事が最近になって次々と明らかになってきた(p180)

 

 

 

 

円安・円高どっちが良い?

 

 

って議論がたびたび出てきます。

 

全体的なことを言えば

円安が日本全体の利益になる。

 

 

個人的なことを言えば

円高がお得

 

 

という事になります。

 

 

 

もっと具体的に言いましょう。

 

 

給与が定額制なら

円高が良く。

 

給与が変動性なら

円安が良い。

 

 

という事です。

 

 

 

 

 

私がいる医療の領域でいっていきます。

 

 

 

患者数や診療報酬が一定だとします。

 

 

 

 

円高の場合

 

世の中のは不況に見舞われます。

 

不況なので

モノやサービスの値段が下がり続けます。

 

 

モノが売れないので

商品の値段が下がります

 

 

値段が下がると

商売をしている人達が儲かりません。

 

 

儲からないと雇用も生まれません。

 

 

雇用が生まれないから

雇う方も給与を上げる必要がありません。

 

 

少々ひどい事をやっても人が辞めないので

雇う側はやりたい放題となります。

 

給与も上がりませんし

むしろ儲かっていないので

下がるかもしれません。

(実際にはそういったことは無いです)

 

 

これが不況と言われる時代のモノです。

 

 

この時

医療はというと

雇用は守られ

給与が下がることは無く

世間からは

「資格がある人はいいよね~~~」

って疎まれます。

 

 

 

これが円安になると

 

 

世の中が儲かります。

(輸出している製造業中心に)

 

 

儲かると給与が上がります。

 

 

好調なら仕事が忙しく

忙しいなら雇う側はもっと儲けるために

人を雇います。

 

儲かっているから

給与は上がります。

 

片や医療側は?

 

 

患者が増えても減っても

基本的に給与はそこまで増減はありません。

 

これが半公務員と言われる所以です。

 

世の中は好景気

儲かっているなら

世の中は給与が上がっています。

 

 

そうすると

世間との給与格差は広がります。

 

 

 

この半公務員がキーワードで

本当の公務員も

上場企業の給与に準じるそうです。

(これが官僚)

市役所などの現場の公務員は

また違っているそうです。

 

 

 

世の中の動きが

公務員の世界と違うので

面白く感じないのが

上級国民です。

 

 

そうすると

円高に主導したいですよね。

 

 

これは私の想像です。

アタオカの薬剤師の見方なので

違うかもしれません。

 

 

 

話はそれましたので

この本の内容に戻しますが

ここで書かれていた事を

一言で場末の薬剤師流にいうと

 

 

マスコミはクソ

 

 

である。

 

 

 

という事です。

 

 

嫌がらなどはあると思います。

 

 

それでも

ジャーナリストとして

仕事をしていないマスコミ関係者

 

 

真実を報道しろやムキー

 

 

って事です。

 

 

 

 

この著書も前作の

ザイム真理教

 

 

 

 

の内容と同時に

腹立つものでした。

 

 

そして今の日本にした

謎の日本航空123便の墜落事故

が原因なのか????

 

 

 

陰謀論と言われてもおかしくないけど

一発で解決する方法もあります。

 

 

それが知りたい方は

一度本書をお読みください。

 

今回も面白い本でした。

 

 

モリタクさんありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

経済政策は

息子さんの

森永康平さんの意見の方が

私にはしっくりきます。