YouTubeを見ていたら

こんなショート動画が

お勧め動画に上がってきました。

 

 

 

 

薬局が儲かるから

ジェネリック医薬品にしたいんでしょ?

 

という疑問。

 

 

 

それもあるとは思いますが

 

この動画では

 

 

国の政策とし

ジェネリック医薬品を推奨している。

としています。

 

 

 

厚生労働省のHPから

 

data.pdf (mhlw.go.jp)

 

 

1 国民医療費の状況

 

 令和3年度の国民医療費は45兆 359億円、前年度の42兆9,665億円 に比べ2兆694億円4.8%の増加 となっている。

 人口一人当たりの国民医療費は 35万8,800円、前年度の34万600円 に比べ1万8,200円、5.3%の増加 となっている。

 国民医療費の国内総生産(GDP)に 対する比率は8.18%(前年度7.99%) となっている。 (図1、表1、統計表第1表

 

 

探せたのは2021年のデーターでした。

 

 

iryouhi_data_sankou.pdf (mhlw.go.jp)

 

薬効分類別に薬剤料の伸び率を見ると、 

「腫瘍用薬」 「抗生物質製剤」 「化学療法剤」 「生物学的製剤」の増加幅が大きい一方で、

「ビタミン 剤」などマイナスで推移する薬効分類もある。 

 

 伸び率への影響を見ると、

 「循環器官用薬」 「中枢神経系用薬」などがマイナスに影響している一方、

「腫瘍用薬」「化学療法剤」 「その他の代 謝性医薬品」はプラスに影響している。

なお、「化学療法剤」の伸びは新型コロナウイルス感染症に係る治療薬の影響が大きい。

 

 

 

この傾向は今も続いているハズです。

 

 

これをざっくり私流にまとめると

いままで処方されていた

生活習慣病の薬は減り

癌や新しい創薬された薬が増えている。

 

という事です。

 

 

このPDFに後発医薬品の割合が載っています。

 

 

それが約85%となっています。

 

 

わたしが薬局にいた頃

 

後発医薬品(ジェネリック)の割合は

30%

くらいでした。

 

 

働いている薬剤師やドクターの意見もバラバラで

 

ジェネリック医薬品を

当初から出していたドクターは

「患者負担が少ないからジェネリック医薬品も混ぜて処方している。」

という開業医もいたのです。

 

 

ですが殆どのドクターは

全て先発品

となっていました。

 

 

 

それにしても

割合が多くなったモノです。

 

 

国の政策は強力です。

 

 

ですがやりすぎましたね。

 

 

供給が追い付かなくなったのが

昨今の薬不足となっているようです。

 

 

官僚なんて

現場の仕事なんてわからないでしょうから

「今度からこう変わるから、あと宜しく。現場で調整できるでしょ?」

ってスタンスです。

 

 

 

保険診療に関わっていた時から

このやり方に現場は右往左往していました。

 

 

この改定が2年に1度

 

 

こんどの改定が2024年6月から

(発表は4月で6月から移行)

と今年が変わる年となっているようです。

 

制度変更(令和6年4月)|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

 

これも賃上げを見越したものらしいのですが

その原資は

税金です。

 

 

保険医療をしている人達は

一見そうは見えませんが

お金の出所を見ていると

半公務員

と考えられます。

 

 

あんまり自由がないんですよね。

 

 

あれだけ勉強してもショボーン

 

 

 

そして医療費の総額のうち

その中で占める薬剤費の割合は

約21%

 

総額は

9.58兆円

 

となっています。

000966171.pdf (mhlw.go.jp)

 

 

 

 

 

 

これが令和3年

 

 

 

このグラフを見ていると

薬剤費が増えている!

って言いますが増えていません!

 

 

増えているのは

総額の医療費

 

 

薬が悪者では無いのです。

 

 

 

なので薬を先発品を後発品に変えたところで

焼け石に水

 

本当に医療費を下げたいのなら

患者を減らした方が良いのです。

 

 

軽いもので医療にかかり過ぎている

 

って傾向があるのではないでしょうか????

 

 

 

と私は思います。

 

 


反医療では無いです。

医療は大切です。

事故や怪我

難病奇病、遺伝病など

どう考えても分からない病気

急な怪我はあります。

 

 

 

それ以外はもしからした自分で治せるのかもしれませんね。

 

治せないかもしれませんし。

 

 

 

 

あとSNSが発達して

外国人が日本の医療に

ただ乗りしているという情報もあります。

 

 

 

 

それともう一つ

保険医療のなかを見ていると

本体価格と薬剤価格に分かれます。

 

 

本体価格は

病院や薬局にかかった時に発生する医療費

 

薬剤費は

字のごとく、処方された薬の値段

 

に分かれます。

 

 

薬局だとこれ。

 

病院だと検査やら

なんやかんやらが追加されているともいます。

 

 

薬局に関しての

この保険料の傾向は

薬剤費が引き下げられ

 

本体価格は据え置き、または上げ

の傾向があるんです。

 

 

だから

薬剤費だけを下げても

病院にかかるだけで

医療費は膨れ上がります。

 

 

 

そしてこの膨れ上がった医療費は

社会保障費の名目で

われわれのお給料から

引かれる羽目になるのです。

 

 

 

私は病院に殆どかかりませんが

世の中が病人だらけなら

負担はみんな一緒に重くなる。

という事です。

 

 

 

それで健康になっているなら

まだ分かりますが

病院から卒業した人を

あまり見かけません。

 

 

 

通わせ続ける傾向にあります。

 

 

 

通ってても良いのです。

時間がかかる病気や怪我もありますからね。

 

 

そんな時は医療に甘えましょう。

 

 

 

賢い患者がくれば

医療人も気が抜けないので

プロ魂に火がつくってものですおーっ!おーっ!おーっ!

 

 

 

この悪平等になった現代日本国

保障を求めすぎて

自分らの首を絞めつつある

と私は見ています。

 

 

 

何も考えず

何も知ろうとしなければ

楽だろうな~~って思います。

 

 

 

その究極が自分の事すら他人に聞いてくるって人でしょうね。

 

 

 

これは一例ですが

 

市販薬でも中身は同じで

味の違い

清涼感の違い

しかない医薬品もあります。

 

 

その商品をまえにして

私に

「どっちが一番いい?」

って聞いていきますびっくり

 

 

そんなの知らんがな物申す

 

 

って心の中で思い

 

「好みで選んでください」

 

って返すのです。

 

 

それぐらい自分の好みすら分からなくなっている人がいるのかな???

 

って驚いています。

 

 

 

いきなり言われても

判断できないと思いますから

常日ごろから

 

何に自分は反応するんだろう?

何をすれば自分は心地が良いんだろう?

何をすれば自分は心地がわるくなるかな?

 

これぐらいは

判断しておいてほしいですね。

 

 

 

 

以上現場からでしたニコニコ