薬には種類があります。

 

 

誰も意識をしていないと思いますが

普段から薬を扱っている薬剤師は

こんな超基本の事からも勉強します。

(当時はさせられていましたえーん)

 

 

 

薬と聞くと

何を想像するでしょうか??

 

 

大雑把に分けると

内服薬

外用薬

注射剤

の3種類に分かれます。

 

 

外用薬の種類としては

目薬

湿布

軟膏やクリーム剤、液剤

座薬

という種類に分かれます。

 

 

注射剤は

注射針で直接体内に入れるモノ

 

 

内服薬は

錠剤

カプセル剤

散剤

チュアブル錠

舌下剤(注射剤に分けても良いかもです)

という種類があります。

 

 

 

これらの形の違いを

剤形(ざいけい)

と言います。

 

 

 

 

外用剤は想像がつくと思います

 

患部に直接

 

がキーワードです。

 

 

注射剤も想像がつくと思います。

 

 

一番複雑な内服薬を覚えると

他の剤形も理解ができます。

 

 

 

 

ここは一般の人も見るブログです。

 

専門用語をなるだけ使わないように書いていきます。

 

 

そんな専門用語も

だんだんと忘れていっている場末の薬剤師です。

場末で働いているので

そんなもんだと思ってくださいゲラゲラ

 

 

 

超基本なので・・・・

 

 

①錠剤を水でのみます

②胃に運ばれて消化酵素や胃の運動で固形物だった錠剤をドロドロに溶けさせます

③消化されて液状になって初めて吸収

④吸収されて肝臓でまず代謝される

⑤代謝されながら血流で全身に運ばれます

⑥全身に血流によって患部に運ばれます

⑦運ばれながら代謝される

⑧代謝された残渣となった何でもない物質が

最終的に腎臓でおしっこなどで外に出て終わり。

 

 

 

という薬の一生となります。

 

 

かっこよく書くと

 

①内服

崩壊

消化

吸収

⑤⑥⑦代謝・分布

排泄

 

 

てな感じです。

 

 

 

 

内服でこの過程をたどります。

 

 

外用剤だと

 

患部に直接作用するし

 

直接つけますよね。

 

 

 

これが注射剤なら

 

この複雑な過程はありません。

 

いきなり

 

①血流に乗せて全身に運ばれる

②運ばれながら代謝

③排泄

 

 

という過程をたどります。

 

 

便利で強力ですが

弱点もあります。

 

 

注射なので

医療機関に行かないと出来ません。

 

それに同じ箇所に短期間で使い続けることはできません。

 

覚醒剤の中毒者が

何度も同じ箇所に刺すと皮膚が硬くなり

刺せなくなり

他の箇所を指すようになる。

 

 

というような現象が身体で起こります。

 

 

それに作用が早く直接的である分

副作用が出た時は重大なモノになります。

 

 

内服薬のように

消化器系をワンクッション置かない為です。

 

 

しかし

これは医療関係者が監視ているので大丈夫でしょう。

 

 

 

 

 

なので

患者自身で行える行為として

内服薬がバランスが取れている

と言っても良いと思います。

 

 

 

崩壊は

消化器系の

口のなか

胃(主にメイン)

で行われます。

 

 

吸収は主に

小腸

で行われます。

 

代謝は

肝臓(ほぼここ)

腎臓

で行われます。

 

排泄は

腎臓

で行われます。

 

 

こんな流れです。

 

そして各製薬メーカーは

この体の作用を利用したりして

薬を開発しています。

 

 

特に面白いのは

肝臓で代謝されたから本領を発揮する薬

代謝されずに排泄され膀胱の菌をやっつけ抗生剤だったり

ドンドン複雑になっていっています。

 

 

がそれらを学んでいるのが

薬剤師

なので薬に関しては是非聞いてもらいたいです。

 

 

だって

薬の事しか学んでいないから

せっかく勉強しても話す機会がないじゃないですかゲラゲラ

 

 

興味があれば自分が服用しているものだったりを

どうやって体で効いているのか?

是非自分が飲んでいる薬くらいは知っておいて欲しいです。

 

 

 

 

薬剤師が使っている薬の辞書です

2024年バージョン!

 

 

私は場末のなので

2016年でアップデートできていませんガーン

 

 

どこかで中古で買いますチュー

5年落ちくらいでいいかなキョロキョロ