どこかで知った栄養医学の本です。

 

柏崎先生は80年代後半から

診療に栄養学を取り入れていたようです。

 

 

凄い先見の明なのでしょうかびっくり

 

やっと時代が追いついた気がします。

 

私も遅くはなりましたが

こんな領域があることを知れて嬉しい限りです爆  笑

 

 

 

 

 

 

参考になった箇所です。

 

・不足している栄養素が補われることによって、新たに作られる細胞は設計図であるDNAに基づいた本愛の良いものとなり、症状が徐々に改善されていくのです(p30)

 

・ドーズ・レスポンスといって、適量異常の栄養状態が維持されるときに細胞の健全な再生が始まり、症状が改善さるのです(p33)

 

・栄養障害の症状は、血糖値の変動やホルモンの分泌異常が原因になる事が多く、その要因として腸内環境が悪いことや有害物質の蓄積などが関係している事があります。これらは検査によって調べることができます(p42)

 

・ビタミンはミネラルなしには機能しないし、タンパク質なしには、その他の栄養素は機能しません(p87)

 

 

・がん細胞は嫌気性であるため、貧血があると酸素が体内を運ばれにくくなって癌細胞が増殖しやすくなります。。そのためがん患者には必ず貧血があるといっても良いほどです。~~~<貧血が多い理由>

・体内での出血

・栄養状態の低下

・エリスロポエチンに対する反応の低下

・赤血球の寿命低下

・網内系の機能低下

・血清鉄の半減期の短縮

・血清鉄、トランスフェリンの減少

・ガン細胞が産生する貧血誘発物質の存在(p356)

 

 

 

 

とこの一冊で

 

栄養医学とされている分子整合性栄養学

総論から各論まで

書かれています。

 

 

 

取り上げ上げられている個別の疾患としては

 

・低血糖症

・糖尿病

・アトピー性皮膚炎

・鉄欠乏性貧血

・骨粗しょう症

・高血圧

・風邪・インフルエンザ

・脂質異常症

・更年期障害

・前立腺肥大

・肥満

・胃かいよう

・がん

 

です。

 

 

私としては

全体的に

結構簡単に書かれていると思います。

 

ちょっと物足りない感はありましたが

基本はしっかりと抑えた書籍となっています。

 

 

私が参考にしている

三石・藤川ラインのやり方とは

種類と量が少ない気がしました。

 

炎症を起こしている様なら

糖質は抑えた方が良いと私は実感しています。

 

状態が回復してきたら

増やしても良いともいますが

その指導は書かれていませんでしたね。

 

 

 

 

違いがあるので

勉強になりました。

 

他にサプリメントなども組み合わせています。

ギブネマシルベスタなど

も組み合わせていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この療法は

今の治療の補完になると思います。

 

特に栄養療法でしか治せない病気もあります。

 

 

薬が全てでは無いので

薬物療法の結果がイマイチなら

自分で勉強して取り入れてみても良いと思います。

 

栄養素はサプリメントで取りいれて

その他のサプリは取らなくても良いと思います。

 

まずは基本の栄養素で身体を

満たした上で

薬物療法をやってみても良いでしょう爆  笑

 

 

柏崎先生

良い本をありがとうございました。

 

勉強になりました爆  笑