これはテレビの影響なのか？
お客様の傾向で感染症でもない病気で
流行っている？のか？
今まで聞いた事なかったような人からこの病だから、これが良いと聞いたんだけど？
と言う問い合わせがあります。
ここ直近だと貧血
少し前はペパーデン結節
さらに数年前は脊柱管狭窄症
新しい診断基準が出たからそうなのはわかりますが
患者も診断している人も当てはめすぎではないですか？
と思っちゃいます
しかし先日貧血の質問された人は年配の男性です
貧血なら今までの健康診断や人間ドックで
そういった診断は出来なかったのでしょうか？疑問しかありません
おじいさんの貧血なんて何で今までわからなかったんでしょうか？？
疑問しかありません。
ですが、どうもNHKで健康番組をやったよう
それで認知されたようです
こんなことは良くあるんです
特定の健康食品やサプリメントがバカ売れしたり、問い合わせが急増する場合
その裏で必ずあるのが、テレビの健康番組の放映です
現場だと「またかはー
」
って感想ですが、なんで今さら？？
なんて思っても見てます。
認知させることは必要だと思いますが
それにしても、この傾向から流行り廃りがあるのかな？
なんて思っています。
ここで私の既往歴のあるアトピー性皮膚炎も
私が幼いころにそういった病名が流行った！ということがあります。
約50年前まではアトピー性皮膚炎が診断され始めたころの様で
年上のイトコもそう診断されています。
20年前では脊柱管狭窄症が流行りだし、
それに対応する手術が始まったようです。
実際私の父も手術をしました。
術後もあまり変わらないようでしたが？？
あれは何だったのでしょうかね
結構急増するんですよね。
で、今年の秋から貧血です。
座った状態から、立ち上がる時にクラクラとするのが貧血の兆候らしく
「貧血に効果がある薬はないか？」
という問い合わせがあります。
単純な貧血だともちろん鉄剤がメジャーですが。
老人の男性の貧血は本当でしょうかね？
立ったときの目眩とかのクラクラは貧血ではなく
血圧の急激な低下による脳への酸素が一瞬だけ行かない酸欠
だという説もあります。
血圧なので貧血とは違います。
起立性低血圧症
ということもありますから、そもそもの薬が違います。
このJJIは血圧の薬は飲んでいないんですかね？？
昇圧剤は当然市販化させていませんからドクターに聞いてください
長年こんな仕事をしていると
こういった話が聞くことがあります。
なんか分かったからその病気に当てはめる患者は多くないですかね？診断している人もそうなんでしょうか？
診断している人はそうでもないんでしょうけど、患者側が
「自分はこうだ！だってテレビがこう言っていたから！」
と自分をテレビ放送に当てはめていることもありますから
そうなるとですね
人の話が聞けなくなるんですよね
このような人に話から話をされれると楽なのと同時に疲れます
しかし、NHKの健康番組という催眠にかかっている人に
そのことを話していても通用しませんから
決めにかかって話を進めるなら
バランスの良いことは聞けないと思います。
そんなこともあるんだ
って思いながら、いろいろと聞きながら自分で判断するのが正解に近づくける気がします。
自分の頭で考えられない人は、他人に言われたことが全てです。
こんな感じかな～～～～