栄養学を勉強していると

 

たくさん摂らないといけない栄養素をメインとして勉強すると思います。

(主にビタミン)

 

他にたくさん摂らなくてもいいけど重要な栄養素もあるんだ!

ミネラルも重要なんだ!

 

と認識してくると思います。

 

 

ですが、この他で終わらないのが人間の体です。

 

不足することはほぼ無く、足ることもほぼ無い、しかもどう吸収されているのかも分からない。

そんな栄養素も人間の体にはまだあります。

 

 

栄養学系の本とかにもあまり出てこないし、そこら辺で売っているサプリメントも売っていない栄養素を書いていこうと思います。

 

 

 

ヨウ素

 

ヨウ素は甲状腺ホルモンの構成元素です。

腸管で吸収され、血中から速やかに甲状腺に集まります。

欠乏すると甲状腺腫となり、甲状腺が肥大します。

乳児期に欠乏するとクレチン病となり、身体の発育とともに知能も遅れる。この病気は大陸内部の要素の少ない地域に見られます。

 

 

 

フッ素

 

骨や歯にフッ化カルシウムとして微量に含まれ、特に歯においては組織を強くして虫歯となるのを防ぎます。

ですが、多すぎると逆にエナメル質が粗くなり斑状歯になります。

 

イオウ

 

たんぱく質の構成としてアミノ酸が有り、そのアミノ酸の種類の中に含硫アミノ酸として、シスチン、システイン、メチオニンがある。

他にビタミンにも、チアミン、コエンザイムA、リポ酸、ビオチンなどにも含まれる。

他に、硫酸基としての軟骨や健のコンドロイチン硫酸やヘパリンに含まれています。

 

単独で存在している現象として

湯ノ花

があります。

 

 

 

 

 

 

 

その他の微量元素として

クロム(Cr)

モリブデン(Mo)

は必要とされます。

クロムは耐糖能を正常に維持する作用があると言われたり、モリブデンはプリンヌクレオチドを代謝する酵素の一つであるキサンチン酸化酵素の成分として必要です。

 

さらに他に

 

スズ(Sn)

バナジウム(V)

ニッケル(Ni)

ケイ素(Si)

 

等が必要との報告もあります。

 

 

 

最後のケイ素なんかは爪、骨とかに存在しているそうですが、体内では生成されません。

 

この特徴から、「美容系の飲料に入れましたー」って宣伝している商品があります。

 

コラーゲンの次はケイ素が必要!

 

というような流れにしたいようです。

 

珍しい成分ですからね。

 

 

 

 

 

 

ですが、本当に困るなら取った方が良いと思いますが、

 

微量元素がなんで微量なのか?考えたことがある人は殆どいないと思います。

 

逆に言うと、

 

大量には体が必要としない。体にほんのちょっとだけあるかから体が機能する!

(パン生地のほんのちょっとの塩みたいなものかな?)

 

って事です。

 

大量にあると大量にあっただけ今度は過剰症の危険が出てきやすいハズです。

 

ケイ素は体に含まれるけど、どうやって吸収されているかも分かっていない!

 

とも言われています。

 

 

大量に必要な成分は大量に消費されているモノでもあるんで、そちらの方が必要だという事です。

 

栄養を勉強すれば重要な栄養は何度も出てくるし、マイナーな栄養素も勉強します。

 

が、勉強していない人は、このマイナーな栄養素を知りません。

 

そこに健康食品を販売している会社の経営戦略の餌食になる人もいます。

 

幸いにも健康被害が無ければ良いですけどねチュー