基本的な事になります。
メモ的な内容とします。
ビタミンB1
これが不足すると脚気となり、食欲不振、疲労感とともに腱反射の減退、心肥大、浮腫などの症状がみられる。
このビタミンの要求量はエネルギー摂取が多くなるほど、または糖質の多いほど増加するといわれ、糖質に偏った食事でエネルギー消費の激しい人ほど欠乏に陥りやすい。
肝臓や肉にも比較的多く含まれる。
ここでいう糖質は、炭水化物も入ります。
甘いもの(お菓子やジュース)ばかり、糖質ばかりの食事をしているとビタミンB1不足になりやすいということ。
脚気というと、医者が膝にハンマーのようなモノで軽く小突いてひざ下の反応を確かめるのが印象にありますが、反応がなければ不足しているということです。
現代の食事だと、ほとんどの人は炭水化物過多の食事が多いので、知らず知らずのうちにビタミンB1不足になっています。
だって、私の職場の人たちは殆どが昼にカップラーメンや出来合いのご飯大盛り弁当を買ってきて食べています。
それに職業上店が広いんでよく歩くんですよ!彼らと比べて歩かない私ですら一日やく1万歩近く歩いています。
同僚たちはこれでトントンだと思います。が、車生活の人たちはどうでしょうか?
食い過ぎになっているというのは想像に難くないと思います。
ビタミンB2
黄緑色の水溶性ビタミン。
このビタミンが欠乏すると口内炎、舌炎、脂漏性皮膚炎などが起こる。
抗生物質の長期投与の際に欠乏しやすいと言われる。
おしっこが黄色くなるのはこいつが犯人だからです。
食事の代謝で関与ししているのは、脂質についてです。
だから、脂質が代謝されないとそれらが皮膚表面に浮き上がり、粘膜に出れば口内炎、皮膚に出れば脂漏性皮膚炎となる。(おそらく。イメージです。)
ビタミンB6
熱に安定ですが、光により分解される。
ビタミンB6は三種類の型があり、ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミンがある。
それぞれがアミノ基転移酵素やアミノ酸の脱炭酸酵素の補酵素、アミノ基の転移に関与している。
これを補酵素とする酵素の例として、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(グルタミン酸ーオキザロ酢酸トランスアミナ―ゼ;GOT)やアラニントランスフェラーゼ(グルタミン酸ーピルビン酸トランスアミナ―ゼ;GPT)などがある。
アラニン+αーケトグルタル酸⇆ピルビン酸+グルタミン酸
これらの反応はアミノ酸の代謝にとって極めて重要であり、そのためタンパク質の摂取量が多くなると、このビタミンの必要量も増加するとされている。
脳神経系でしゃγーアミノ酪酸(GABA)やドーパミンなどの神経伝達物質の合成反のにも、このビタミンが必要である。
ビタミンB6が欠乏すると、脂漏性皮膚炎、口内炎、中枢神経の異常などが起こり、特に乳児期では痙攣などを起こすこともある。
また、アミノ酸代謝が異常となり、なかでもトリプトファンは完全に分解されることなくキサンツレン散として尿中に排泄されるので、このビタミンの欠乏状態の判定に利用される。このほか、欠乏動物では血色素の減少による貧血が見られる場合がある。
欠乏は食事中に不足しているということだけでなく、イソニコチン酸ヒドラジッドやペニシラミンなどの薬剤投与により、特に欠乏されることが知られている。
このビタミンは肉、肝臓、卵などの動物性食品に多く、穀類の胚、豆などにも含まれる。
(生化学の教科書)
タンパク質の代謝に関係していますね。
これだけ見てても、普通の一般的にな食事をしていると、単純にビタミンB1・B2・B6が必要となってきます。
もちろんビタミンだけでなくミネラルも必要です。
なのに炭水化物ばかりの食事。
ばかりではないかもしれませんが、ほとんどおかずがない食事をしていると消化にこれらのビタミンが消費されて、補充の食事をしていないと体で利用されなくて不足から欠乏症になります。
たた、今の医療は栄養の欠乏症などないという前提条件で動いていますから、よっぽど分かり切った少々が出ない限りはスルーされます。
スルーされると、始まるのはベルトコンベア方式の標準治療という投薬のみの治療となります。
当然からだはカスカスのスッカスカになり自己治癒力も弱くなっていきます。
もちろん若い時は天から与えられたモノがまだありますが、中年以降の体はそれまで食ったもので出来ていますから、治るのも遅くなる人も出てきます。
もし分からなければ、市販薬でこんなのがあります。
他の商品は、どれかが入っていない場合があるんで、三種類入っているのはこれ。
ですが、高いのでこの商品のジェネリックと言いますか、オマージュされた物もありますから探してみて