前作の「あの世に聞いた この世の仕組み」の続編です。

 

この本もあの世から見た この世の渡し方を解いてくれています。

 

すこし重複するところもあるのですが、より深く違った角度から教えてくれます。

 

生きているのがしんどい時とか、そんな時に読んで少しでも前向きになれたら良いと思います。

 

 

良いなと思った箇所です。

 

 

 

・「知っているつもり」で世界を見るのではなく。「何もわかってなどいない」というその事に、まず先に気づきなさい。あらゆる真実を知った人間を目指すのではなく、人一倍何も知らないことを自覚している人間でいなさい。(p21)

 

・この世は、神があえて「思いどおりにならないように作った場」だからね(p50)

 

・人生におけるあらゆる苦しみは、ゲームであれば「娯楽」のために必要だった要素、「自分の思い通りにならない」という不満から生まれている。

ちなみに釈迦はその苦しみをこのように分類した。

①生まれること

②老いること

③病むこと

④死ぬこと

⑤愛する人との別れ

⑥嫌いな人とも顔を合わさねばならないこと

⑦求めても思い通りに得られないこと

⑧人としての肉体・精神があるがゆえに生まれる苦しみ(p56)

 

・健康を明確に自覚するためには「健康ではない」という、比較対象となる別な状態が必要となるんだ。自分が幸せであることをより深く自覚するためには、「幸せではない」という比較対象が必要になり、愛がなんであるかを深く知るためには、「愛ではない何か」が必要になる(p69)

 

・人間は「さとり」で生まれ、成長過程で「さとりを閉じる」。そこを経緯して「さとりを開く」。最初に「閉じて」いなければ、「開く」という経緯ができないだろう。だからこそ、あえて閉じる必要があるんだ(p76)

 

・「いま」にある自分を感じなさい。人生におけるあれこれを考えるより、いまを味わいなさい(p128)

 

・あらゆる意味や価値は、「そのもの」に付随しているものではなく、それをとらえている人に付属しているということなんだ(p139)

 

・もしいま、あなたの目の前に障害があるならば、それはあなたの固定観念を指摘してくれるシグナルなのかもしれません(p146)

 

・「プラス思考」を取り込めば取り込むほど、それをそのまま「マイナス」に変換して取り入れられてしまうことにつながる為、病状を悪化されてしまう可能性があるんです。~~~思考をポジティブに切り替えられない自分をどんどん責めてしまい、卑屈さに拍車がかかってしますんです(p158)

 

・解放しようともってきたものを、「怒りをだしてはならない」「悲しんではいけない」と、そのまま外に出さずに心に閉じ込め、押し殺してしまうからこそ、歪みが生まれてしまう(p161)

 

・「義務・犠牲・我慢」のご褒美としていただくのが「お金」だった。だからこそ、このとき「お金」に与えられた意味は「ストレスの対価」。自分の苦労や我慢が認められた証しだ。~~~~他者が裕福であることにも、納得がいかない。もちろん、背景にそれ相応の苦労が見えるなら「すごい人だ!」とほめたたえるが、そうではない場合は「苦労もせずにお金を得るなんて!」と、豊かである人が無条件に「悪」として映る(p178)

 

・人生の岐路において、選択を迫られたとき、この話を思い出すといい。

今の自分にとって、「よりLTEなのはどちらか」と問い、その素直な気持ちに沿えば、スムーズな道のりとなるだろう(p181)

 

 

 

 

 

 

 

第8章 「うつ」にまつわるエトセトラ

はスピリチュアル側から見た病気の原因です。

 

ここでもハッとされる内容が盛りだくさんでした。

 

体の中の栄養が充足しているならストレスに強くなるはずなんですが、それでも病気になっていく人もいます。

これもマユツバモノかもしれませんが参考になるのではないでしょうか?

ストレスについても言及しています。

 

 

エピローグからも

 

病気の手放し方のコツが載っていると思います。

 

例えで「うんこをにぎっている状態ならどうする?」

 

なんて雲黒斎流の考え方がとても素晴らしい爆  笑

 

 

そしてこの著書で私なりの一番のおススメは

 

超訳 「般若心経」

 

・「3G」から「LTE」へ

もちろん携帯電話での例えですが、「3G」は「義務・犠牲・我慢」の「G」です。

次の段階への「LTE」は、、、、作品を読んで確認してください。

 

これができると 私は生きるのが少しは楽になる!って思います。

 

新しい価値観かもしれませんが、現代のキーワードが10年くらい前に書かれているんですよ!

 

私はこの「LTE」の考え方に共感しています。

 

雲黒斎さん 素晴らしい本をありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

YouTubeチャンネルもたまに見ています。

 

 

 

 

 

相変わらずのネーミングが素晴らしい!

 

私は好きですね爆  笑