50代男性が
先月仕事中に腰を痛めたらしく、
動かすと痛いし、不安だからコルセットも買ってそのまま寝たそうです。
そしたら、
次の日大変な事になった!
(どういう風に大変なんでしょうか?さらに痛くなったのかな?と推測されます。)
鎮痛剤で治したいからロキソニンS下さいと言ってきました。
腰痛は鎮痛剤で治るんだ!
よく分かりません。
痛みは抑えられるのですが、治るのは体が治します。
服用したところで直りが早まるとかあるのかな?
「痛みが治まれば治った」
と誤解している方は多いです。
おそらくこの方もその一人だと思います。
(この時の、例えを出すと。虫歯で歯が痛く、治療中でも痛いから歯医者さんで鎮痛剤が出る。痛みは止まるが患部は治ってない。)
批判はしません!
だって病院行ってもそんな治療しかしないからです。
緊急時は痛みを散らすしかないですしね。
その為の鎮痛剤です。
コルセット巻いて寝たらなんで痛みが出たのでしょうか?
私なりの考察です。
コルセットや腰痛ベルトは「締め付けタイプ」が多いです。
動きを制限したり、動きをサポートしてくれたり
とモノによって違いますが
この様なタイプが多いです。
寝ているときは当然ですが。
寝返りをします。
ここで動きを制限したら筋肉が固くなり、
動かさないことにより筋肉も細ります。
そして、締め付けることにより血流が悪くなり
結果として起床時は痛みが増しているパターンが多いのではないでしょうか?
と、簡単に想像できます。
だから、痛くても就寝時は外した方が良いと思います。
(重症や骨折は別ですよ。)
急性の痛みなら10~14日くらいでましになります。
あとは、痛いが気持ち良い程度に筋肉を伸ばす。
ストレッチですね。
時間が無くてできない!
めんどくさい!
等と出来ない理由を並べる大人たちは多いですが、
やらなくても大丈夫です。
私は困りません。
困るのはあなたなのでどうぞ、やらないで治してください。
しかし、
10分程度のストレッチすらできない生活ってのは
もう破綻しているのでは?なんて疑ったりもします。