(美空保護後、すぐにやった事)
○保護されたお宅、情報提供者、管理人、マンション理事会長に菓子折り持参でお詫びとお礼に伺いました。特に保護されたお宅の方には経緯が経緯だけに、丁重にお詫びし重ねて捜索協力のお礼を伝えました。居住者の方は優しく応対してくださいました。
○捜索ポスター、チラシの回収と保護お礼ポスター掲示
○情報を登録した保健所、愛護センター、動物病院等各施設に保護の報告。
○動物病院で美空の健康診断
保護場所で探偵さんが回収したウンチも持参し検査しました。痩せてはいましたが特に異常なし。念のためノミダニの駆除をしました。
(探偵さんとの話)
探偵さんからは保護時の状況の報告とアフターフォロー、今後気をつける事の話を聞きました。
・アフターフォロー
マンション内関係者へのお礼、保護お礼ポスターはすぐにキチンと対応したほうがよい。ここで非礼をすると、今後別のお宅で脱走しまた捜索する際、居住者の協力が得られなくなる。
・今後気をつける事
脱走した猫は外の世界で怖い思いもしたけど、楽しい思いもしている。一度脱走した猫は隙あらばまた脱走しようとする。これは時間が経てば忘れる訳ではないので、脱走防止策は万全にしたほうがよい。
(保護後にやった脱走防止策)
・玄関に脱走防止ゲート設置
・玄関門扉下の隙間をなくした
・出入りのない窓は網戸ロック&窓の補助鍵で少ししか開かないようにした
・ベランダは両隣堺の隙間をなくし猫よけマットを敷いた
(最後に)
この1週間は、一生忘れられない日々でした。もう2度とこんな思いはしたくありません。それと同時にたくさんの人のあたたかい心にふれました。これがなかったら、多分心が折れてました。
色々協力して下さった管理人さん。
捜索ポスターを見て、心配して訪問してくださった猫飼いの居住者さん(はじめましての方でした)。
なき声に反応するかもとご自身の猫を抱いて夜マンション内を歩いてくださった居住者さん。
ご自身の経験から駐車場を一緒に探してくださった居住者さん。
夜の捜索時、声をかけた私達に絶対見つかるよと励ましてくださった居住者さん。
この地域担当全員に声をかけますと言ってくださった夜中に出会ったポスティング業者さん。
そしてTwitterのフォロワーさん達。祈りのツイ、本当に本当に嬉しかったです。
情報提供者さんもみなさん動物飼いの方で、本当に心配してくださってました。
菓子折りを持って保護のお礼に伺った時は、一緒に泣いて喜んでくださいました。
(今、愛猫を必死に探している方へ)
捜索ポスターを貼り、電話番号を載せてましたが、今回受けた情報提供は、全て捜索時に声をかけたりかけられたりと直接聞いたものでした。やはり電話をかけるのは「間違ってたら悪い」と気が引けるようです。諦めずにとにかく時間が許す限り捜索に歩き、出会った人に声をかけたほうがより奇跡を呼び寄せると思います。全ての迷子ちゃんがあたたかい家族のもとに戻れることを心から祈っています。。。
完結まで長く、時間がかかってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました!!
脱走7日目(2012年12月5日)
「今日は間違いなくXデーになる・・」全てを探偵さんに託し、後ろ髪をひかれる思いで出勤しました。朝いちで探偵さんが例の居住者宅を訪問し、事情を説明して捜索協力をお願いする。不在で接触出来なかったとしても私に連絡があるので、早い時間には動きがあるはず。正直仕事どころではなかったが、何かあればすぐに早退できるように仕事を片付けることにしました。
・・ところが、連絡がこない。とっくに例のお宅を訪問しているはずなのに、1時間以上たっても探偵さんからも、留守番を頼んでいる母からも連絡がありません。何かトラブルがあったのか?捜索して見つからなかったのか?不安でたまらなかったが、昼休みまではこちらから連絡せずひたすら待つことにしました。
そしてお昼少し前、会議から戻り携帯をチェックすると不在着信と留守電にメッセージが!あわてて廊下に出て留守電を再生。指が震え、ドキドキして血の気が引く・・・
『○○(探偵さん)です。今、美空ちゃん無事保護しました!元気です!』
「あああよかったああああ~!!」職場の廊下で泣きました。全身の力が抜けて・・あの瞬間のことは一生忘れません。
すぐに母にも電話。母も父も美空と対面したばかりのようで大泣きしてましたが、美空は早速爪研ぎをして元気とのこと。電話越しに美空のなき声も聞こえました。
とにかく早く美空に会いたい!すぐに仕事を片付けて早退し職場を飛び出しました。途中夫にも電話し美空の無事保護を連絡。今回美空を不注意で脱走させてしまった張本人である夫。自分を責め続けていたと思います。あとで聞いたら電話の後職場のトイレに飛び込んで泣いたそうです。
帰宅すると、リビングにこの1週間必死に探し求めた美空の姿が!!少しやせて毛艶も悪くなってたけどケガもなく元気。声をかけるとすぐにママだとわかったようで、抱っこをせがみ顔を埋めてフミフミゴロゴロ・・・この様子を見て私はようやく安心出来ました。おかえり。本当にごめんね美空・・。
ここで、美空がどのような状況で発見され保護されたのかについて書きたいと思います。ただし、私は現場には居合わせてません。これから書くことは関係者や家族から聞いた話を総合したものなので、一部事実と異なる可能性もありますがご了承ください。
朝、探偵
さんが来て母と改めて状況を確認。美空が迷い込んでいると思われるお宅への訪問には母または管理人同行も可能であることは伝えていました。ポスターで猫捜索の業者が出入りすることは告知済みですが見ているとは限りません。探偵さんはひとまず管理人さんに話をしてくるといい出て行きました。・・・がその後な
かなか戻ってきません。結論からいうと、管理人と話した後、探偵さん一人で例のお宅へ訪問したそうです。
居住者の方は在宅していました。猫を捜索していること、業者が入ることもご存じでした。事情を説明し、猫が迷い込んでいると思われる内庭を捜索させて欲しいとお願いしました。
・・ですが、居住者の方はこれを拒否。探偵さんはその後約2時間半にわたり慎重に説得、交渉をすることになったのです。
大前提として、悪いのは全て猫を脱走させたこちらです。事情を知ってたとしても突然知らない男性が来て家に入れてくれなんて迷惑極まりない話だと思います(管理人立ち会いの提案もしたと思いますが・・)本当に申し訳ありません・・。
やりとりはあえて割愛しますが、最終的に「探偵さん1人だけで浴室小窓から内庭を覗くだけならOK」と条件付きで許可を得ました。探偵さんがお宅にお邪魔し、浴室の小さい小窓から内庭をのぞくと、荷物が置いてあり猫の姿は見えません・・・・が!内庭に猫の首輪が落ちているのを発見!その周囲に猫のフンも確認できました。
ここに美空がいることを確信した探偵さんは居住者の方に状況を説明し、内庭に入らせてもらえるよう交渉。浴室小窓からの出入りのみ許可を得ました。(出入り、大変だったと思います・・)
なんとか内庭に降り、積まれた荷物をどかすと・・・奥に美空がいました。パニックになっているかもしれないので、探偵さんは美空がいつも食べてるフードを手にのせ、優しく名前を呼びました。すると美空は嬉しそうに近付き、スリスリしながらフードを食べたそうです。キャリーバッグへの保護もすんなり出来、無事に我が家へ1週間ぶりに帰ることが出来ました。
エピローグへ続く。。
なんとか内庭に降り、積まれた荷物をどかすと・・・奥に美空がいました。パニックになっているかもしれないので、探偵さんは美空がいつも食べてるフードを手にのせ、優しく名前を呼びました。すると美空は嬉しそうに近付き、スリスリしながらフードを食べたそうです。キャリーバッグへの保護もすんなり出来、無事に我が家へ1週間ぶりに帰ることが出来ました。
エピローグへ続く。。
脱走6日目(2012年12月4日)その2
猫探偵さんが帰ったあと、日中留守番をお願いしてた
母も帰ったのですが、なぜかすぐに戻ってきました。
なんでもマンション内を歩いていたら住民の方に
「猫ちゃんを探してる方ですか?」と声をかけられたらしい。
話を聞くと、先日猫の鳴き声を聞いたとの事だったので
すぐにお宅にお伺いしてくわしい話を聞きました。
(情報)
3日前の土曜日の早朝、3回位猫の鳴き声が聞こえた。
上階なので今まで猫の鳴き声が聞こえた事はないし、
室内吹き抜けの下の方から聞こえたような気がしたので
懐中電灯を照らして確認したが猫の姿は確認出来なかった。
・・・室内吹き抜けと聞いてもピンと来ませんよね。
私もそうでした。
実は、うちのマンションは色んな間取りタイプがあって、
その中には家の中に下階~上階までつながった吹き抜けが
ある間取りタイプがあるんです。
その吹き抜けは上は空まで抜けており日光や雨も入るし
底は下階のお宅のプライベート庭になってるらしい。
らしい・・というのも、当然その吹き抜け空間は外からは見えず、
吹き抜けがあるお宅の方しか見ることが出来ないので
私も話から想像するしかありませんでした。
ただ、うちは新築分譲でここに入居したので
当時資料のマンション全室間取り図を保存していたため
位置関係やイメージは掴むことが出来ました。
でも夫は、この情報にあまりピンとくるものがなかったようで
「とりあえずこの情報は保留にして様子見しよう」と言い、
夜の捜索に出かけていきました。
私は・・鳴き声だけのこの情報がものすごくひっかかっていました。
勘?・・わかりません。
ところが、捜索に出かけた夫も30分ほどで戻ってきました。
捜索中、見かけた住民の方に声をかけたら
「実はですね・・」と情報提供してくれたと。
しかもその内容が、
(情報)
昨日の夜、室内吹き抜けの下の方から猫の鳴き声が聞こえた。
そう。さっきの情報と内容が完全一致。
同じ吹き抜けを共有する上階のお宅の方でした。
それを聞いた瞬間、私は確信しました。
「美空は今もそこにいる!!!」
おそらく外につながる吹き抜け最上階から
転落したか、はりなどを伝い歩いて底部まで迷い込んだんでしょう・・。
室内吹き抜けの底・・この場所は安堵と焦りをもたらせました。
例えば枯れ井戸の底に落ちたのと同じこと。
極寒の寒さや風はしのげるし、
他の場所に移動出来ないので捕獲は容易。
その反面、時間との勝負になったことを意味します。
猫探偵さんが言っていた「餓死の心配はない」というのは
外でも自分で動いて餌や水を探せるから。
餌や水がない場所に閉じ込められてしまったら
誰かが見つけて助けてあげない限り、餓死はまぬがれません。
情報から考えると、3日前から美空はそこに閉じ込められている。
昨日の夜にも鳴いている。
ロシアンブルーはボイスレスキャットと言われ、あまり鳴きません。
美空が「ママ助けて」ってないてるんだ・・。
本当は真夜中の今すぐに土下座してでも探しに入りたい!
すぐ猫探偵さんに電話して、情報の事を報告、相談しました。
その結果、明日、猫探偵さんが吹き抜け底部のお宅を訪問し
事情を説明して吹き抜け捜索をさせて貰えるようお願いすることになりました。
仕事を休んで私も同行したかったんですが、明日コンタクトを取れるか
わからないし、猫探偵さんも「こういう交渉もよくあり、交渉術も心得てますので
任せて下さい」とおっしゃっていたので、お願いすることにしました。
明日が勝負の日になる・・間違いなく。
猫探偵さんにも言われましたが、色々な方がいます。
全ての方が捜索に対して協力的とは限りません。
吹き抜け底部の居住者が、動物好きとかファミリー層で
快く協力して貰える事をただただ願うしかありませんでした。
・・・でもその願いは、残念ながら・・・
その9につづく





