数年前に喘息の治療を受け症状が落ち着いたためステロイド薬の吸入を終えた夫でしたが、7月頃再発した喘息が悪化の一途をたどっています!

 

喋るとすぐ咳込むし、声も枯れはじめました。

 

ステロイド薬吸引してるのになぜ?と思ったら、どうやら声枯れも喘息の悪化も逆流性食道炎が原因だったようです。

 

そういえば造影剤を用いた検査のチェック項目に喘息の有無があったなと思い、今一度喘息と造影剤の関係を調べてみました。

 

メモ喘息

 ・喘息とは

 

メモ喘息の種類

 ・アトピー型喘息

 ・非アトピー型喘息

 ・アスピリン喘息

 ・運動性誘発喘息

 ・気管支喘息

 ・咳喘息

 

メモ検査

 ・呼気NO検査

 ・過去の検査結果と症状

 ・アレルギー検査

 ・検査結果

 

  喘息

 

 ー喘息とはー

 

 ● アレルギー等が原因となって気道に炎症が起こり、せきやたん、喘息発作などの症状が起こる病気

 ● 慢性的に気道に炎症が起きている状態

 ● 呼気NO検査(後述)で喘息の状態を把握することができる

 ● 成人になってからの喘息は完治が難しいため、薬を使い気道の炎症を抑えて喘息をコントロールすることが目的となる

 ● 放置すると死に至ることもある(喘息による年間死者数は1500人近い)

 ● アトピー型喘息、非アトピー型喘息、アスピリン喘息、運動性誘発喘息、気管支喘息や咳喘息などの種類がある

 

大人になってから発症する喘息を成人喘息と呼ぶそうです。

 

ちなみにブログ主は5年前に引いた風邪をきっかけに喘息を発症。軽度なので日常生活にほぼ影響はありませんが、毎日ステロイド薬を吸入してます。

 

 

  喘息の種類

 

ーアトピー型喘息ー

 

 • 花粉や埃、ダニやカビなどの原因物質(アレルゲン)が鼻や口から吸入され引き起こされる喘息

 • アレルゲンが特定できるため、マスクをするなどの予防が可能

 • 中等度~重度のアトピー型喘息患者は造影剤を用いた検査を受けることができない

 

 

ー非アトピー型喘息ー

 

 • アレルゲンが特定できないタイプの喘息

 • 薬で症状がコントロールできていない場合は造影剤を用いた検査を受けることができない

 

 

ーアスピリン喘息ー

 

 • アスピリンなどの鎮痛剤によって起こる喘息

 • アスピリンだけではなく、ロキソニンやボルタレン等でも発作が起きることがある

 • ときに意識障害を伴うレベルの発作になり、死に至ることもある

 • 医師に必ず報告、相談の上、造影剤を用いた検査を行える場合がある

 

 

ー運動性誘発喘息ー

 

 • 運動中の呼吸で冷たく乾燥した空気をたくさん吸い込むため、気道が冷やされ乾燥し発作がおこる

 • マラソンやサッカーなど、屋外のスポーツで運動量が激しく、持続力が必要なものは運動性誘発喘息を起こしやすい

 

 

ー気管支喘息ー

 

 • 気管支が細くなることで呼吸が苦しくなり喘鳴を伴い、時に重篤な状態に陥る可能性がある状態のこと

 • 気管支喘息の患者はヨード造影剤やガドリニウム造影剤の副作用が起こる可能性が高い

 • 薬で症状がコントロールできていない場合は造影剤を用いた検査を受けることができない

 

 

咳喘息ー

 

 • 喘鳴がなく咳だけが出る状態のこと

 • 気管支喘息の前段階

 • アレルギー素因のある人に多く、再発を繰り返す傾向にある

 • 医師に必ず報告、相談の上、造影剤を用いた検査を行える場合がある

 

 

  検査

 

ー呼気NO検査ー

 

● 喘息かどうか調べるために受ける検査が「呼気NO検査」

 

 • 喘息患者には気道に好酸球性の炎症がある

 • 好酸球性の炎症が起きると気道上皮で誘導型NO合成酵素(iNOS)という一酸化窒素(NO)を作る酵素が増える

 • そこで呼気中のNOの濃度を測定することで炎症の存在や程度を知ることができる

 • 喘息が悪化すれば呼気NOの濃度も高くなる

 • 日本人の成人健常者における呼気NO濃度の正常値は約15ppb(正常値の上限値は約37ppb)

 • ppb=parts per billion

 

大きく息を吸ってから専用の機械をくわえて思い切り息を吐くだけの検査なんですが、喘息がひどい時に受けると息を吐いてる途中で咳込んでしまい何度もやり直すことになってしまいます(泣)

 

 

ー過去の検査結果と症状ー

 

脅威の100超え!

 

 • 7月 NO38ppb…たまに乾いた咳が出る

 • 8月 NO34ppb…症状は改善もせず悪化もせず

 • 9月 NO122ppb!!…日常生活に影響が出る(喋ると咳込む、体が温まると咳込む、横になると咳込む、寝ている時も咳込む)

 

 

ーアレルギー検査ー

 

● 喘息を引き起こしている原因を探すための検査

 

 • 採血による検査

 • 結果が出るまで約1週間

 • アレルゲンがわかれば予防ができるため、喘息をコントロールするための指標にもなる

 

 

ー検査結果ー

 

 • 特定のアレルゲンがないため咳喘息と診断

 

夫のアレルギー検査の結果。基準値をちょっと超えてる程度

 

ブログ主の検査結果もついでに公開w

Covid-19でマスク生活してるおかげでここ数年は花粉症の症状も穏やかです

 

結局喘息悪化の原因は逆流性食道炎にあったらしく、症状を抑える薬を処方してもらいました。

 

次の造影MRI検査まで約3週間。これ以上喘息が悪化すると咳込んで造影MRIが撮れなくなってしまう可能性が…。

 

果たしてそれまでに症状は落ち着くのか?!頑張れエソメプラゾール!←逆流性食道炎を抑える薬