放射線治療終了から一か月が経過したので、M大学病院へ戻り造影MRI検査を受けました。
放射線治療で稀に起こる、脳のむくみを調べるための検査です。
造影MRIで脳壊死や浮腫の有無を検査
・放射線壊死とは
・結果
造影MRIで脳壊死や浮腫の有無を検査
ー放射線壊死とはー
● 放射線の過剰照射により、稀ではあるが脳細胞が死滅することがある「放射線壊死」
● 放射線壊死部分の周りにはむくみ(浮腫)が発生し、脳を圧迫して運動障害などの様々な問題を引き起こす
● 脳浮腫を放置すると脳内に水分が溜まりすぎて症状が悪化し、脳ヘルニアに至ると命を落とす危険性がある
• 一般的な治療法はステロイドの投与
• それでも改善されない場合は手術や薬物療法を用いる
手術前、手術2日後、手術4か月後。綺麗です!
ー結果ー
検査の結果問題なし!ありがとう五苓散!
夫の場合も脳腫瘍に生じた脳浮腫が一気に大きくなり運動神経系を圧迫して右半身不全を引き起こしました。
手術前に主治医が腫瘍よりも脳浮腫を心配していた意味が今になってわかりました。
手術前のMRI画像。矢印の部分が運動神経系を圧迫していた脳浮腫。でかい。