手術について
・可能な限り摘出済
腫瘍細胞の確定は困難
・髄膜種、グリオーマまたは悪性リンパ腫
・グレードとは
今後の治療
・長い治療になる可能性
手術について
ー可能な限り摘出済ー
• 可能な限り摘出した方が良いと判断し2方向からできる限り腫瘍を摘出済
• 血管を巻き込んでいるためかなりの出血はあったが輸血するには至らず
腫瘍細胞の確定は困難
ー髄膜種、グリオーマまたは悪性リンパ腫ー
• 報告書に書かれていた言葉は「確定困難」
• 極めて異例の難症例
• 細胞の増殖速度がかなり速いらしい
• 早ければ数ヶ月で再発の恐れも
• 今後時間をかけ病理組織学検査(病理検査)を行うことで腫瘍細胞が確定する
ーグレードとはー
● 脳腫瘍は希少がんのひとつ
● がんは進行度をステージで表し、脳腫瘍はグレードで表す
● グレード1=良性腫瘍
● グレード2=低度悪性腫瘍
● グレード3=中等度悪性腫瘍
● グレード4=高度悪性腫瘍
参考サイト:脳腫瘍について, さまざまな希少がんの解説
今後の治療
ー長い治療になる可能性ー
• 1週間ほどで出る病理診断の結果により治療法を確定する
• 術中病理診断で出たグレードが病理診断で低く(1とか2に)なることはほぼない
• 悪性のため放射線治療を受けることになる
• 30回程度の照射のため入院は6週間延長
• その後通院で抗がん剤治療を受ける
• 上記確定ではないがこの流れになる可能性が高い
脳腫瘍については毎日のようにネットで調べていたので、結果を聞いた時にはそれがどれだけ深刻な状態なのかすぐに理解できました。
それと同時に、これだけの手術を乗り越えた夫のこれからを思うと、胸がしめつけられる思いでした。
夫は良性の脳腫瘍で術後2週間ほどで退院できると思って(信じて)いたので、一時退院までこの結果は報告しませんでした。