ちかぽん@モンゴルでエコツアーオペレーター兼業遊牧民です。

怒涛の6月ももうすぐ終わりです。
忙しかったー。

今月、学校の仕事・ツアーアテンドの他に、モンゴルの『ナーダムガイドブック』邦訳というお仕事に関わっていました。
原稿納品してから、いよいよレイアウト作業も大詰めってことで、校正とレイアウトの確認作業をしました。

原稿を書く、という仕事自体は日本の雑誌や学術誌、本などでもやったことはあるけれど、レイアウトなどを含めた校正チェックに関わったのは初めて。
ワクワクしました。

🐎「写真がない!」から始まった、私の馬旅備忘録

7月第一週にモンゴルの出版社から第一刷がリリースされる予定です。

 

翻訳者ということで、名前と肩書き・写真も載せてもらえるということで、張り切ったのですが・・・

 

ない!写真がない!

 

あれれ??と思いました。ガイドをやっているときってお客様の写真を撮影することはあっても、自分をかっこよく撮ってもらった写真がない!

 

そっか・・・お客様の受け入れを再開したのも去年からだったし、去年は初心者ばかりだったから、カメラマンに徹してたんだわ。

 そこで、2022年の夏から秋にかけて、コロナ禍でまだ日本からのお客様の受け入れができなかったときに参加した馬旅プロジェクト「天の遊牧民」の撮影スタッフにお願いしてみました。

 

でもね、彼、旅の後3年間、子育てパパになって、草原の遊牧民として家族で暮らしているそうで、都会に出てくるまで間に合わないかもー、と。

 

仕方ないので、CanvaAIに活躍してもらって、写メの低画質を無理やり高品質にして、かっこよい一枚に仕上げてもらいました。

 

 

私はさておき、愛馬がかっこよく映ってるからよし、な写真。
モンゴル民族スポーツ大会の騎射種目で外国人として初出場した時の1枚。
かっこいい?

 

🐎「天の遊牧民」を追いかけて

コロナ禍中は、ほんとお客様がいなかったから、モンゴル騎射と馬旅三昧だったのです。遊んでばっかり。資金繰りの厳しさに鬱状態で死んじゃうかも?ってくらい弱っていたのがウソみたいに、馬に乗っていれば元気でいられるのか、と。

 

朝から晩まで馬に乗って、一日60〜100kmを移動していたあの頃。怪我もしたし、病気も抱えていたし、大変だったことは大変だったんだけど。

 

今となってみれば、馬旅ツアーではまず行かない過酷ルートを走り続けた日々は、幸せだったんだなって思います。




朝放牧してた馬を捕まえて足枷外すところから始まる。

 

諸事情があって、「天の遊牧民」のコンテンツとしては、私が参加したゴビ砂漠〜アルタイ山脈までの部分は表に出せない、という感じになっちゃっています。

 

だから、自分の馬旅備忘録として、ブログとかnoteで出していこうかなと思っています。



まだ朝露ある涼しい時間帯からとにかく馬に乗って動き出す。
タイガ犬も一緒に走る。(ムサがまだ若い!当時2歳)



日が暮れる頃に、テントにたどり着けたら素敵。
たまに月明りの中も走ってた。

 

 「草原のわが家」の乗馬トレッキングでも、こんな大移動とまではいかないけれど、一日中馬に乗って草原を駆けたり、ゲルで星空を見ながら泊まったりする時間を体験できます。あの頃の感覚を、少しだけお裾分けできるツアーです。


🐎 ナーダムって、こんなお祭りです

 

せっかく翻訳の話を書いたので、ナーダムについても少し。

 

ナーダムは毎年7月11日の革命記念日から3日間開催される、モンゴル最大の国民的祭典です。スフバートル広場から中央スタジアムまで騎馬隊のパレードが行われ、その後に開会式。モンゴル相撲、競馬、弓射の三つの競技が行われ、各地から選手が集まり、相撲には500人もの力士が参加します。競馬の騎手は6歳以上の子どもが務めるという特徴があり、約400頭の馬が参加するのも見どころです。

今年はUNESCOで認定された「世界馬の日」を記念して、7月10日から13日まで「一万頭の騎馬パレード」が競馬会場で企画されています。

 

ナーダムはUNESCOの世界無形文化遺産に登録された「男の三競技(モンゴル相撲・競馬・弓競技)」を競うモンゴル国最大の伝統的なスポーツの祭典です。邦訳しながら、競技ひとつひとつに込められた意味や歴史を知って、すごく面白かったです。
私自身はモンゴル伝統騎射というモンゴル帝国を築いた騎馬軍団の射法を再興するナムナーの選手なので、清朝征服時代に作られたルールで行われている「弓競技」については、若干の抵抗はあるのだけれど、400年近くの伝統があり、また装束なども華やかでカッコいいことは間違いないし、装束の意味や細かいルールや見どころについて、わかりやすい解説と見やすい写真がいっぱいの本なので、これ1冊読めば、ナーダムをよりディープに満喫できるなって、出版されるのが楽しみで仕方ないです。
今年ナーダムを見に行く予定の方は、ぜひ本が出たら手に取ってみてください(モンゴルの書店で発売予定です)。

🐎 本を出すっていいな

ナーダムガイドブックの校正・レイアウトチェックをしながら思ったのは、本を出すっていいな、ということ。

 

なんでかわからないけれど、この夏、同業者は忙しいらしいのに、「草原のわが家」はめっちゃ暇なのです。5月6月の忙しすぎた間に来ていたお問い合わせやお申込みにレスできなかった、という痛恨の失態をおかした自分のせいなのですが。

 

もちろん、お客様に来ていただくのが最高なのですが、もしも閑古鳥が鳴いていたとしても、コロナ禍のあの時と同じで、馬は元気なんだから——馬遊びを満喫しながら、馬旅のアウトプットをしていこうかな、と思っています。

 

ナーダムガイドブック日本語版は7月第一週、モンゴルの出版社からリリース予定です📖

 

7月も8月もスッカスカに「草原のわが家滞在型乗馬トレッキング・遊牧民体験」プログラムの予約受付中です。ナーダム観戦と組み合わせた旅程のご相談も大歓迎です。下記お申込み・お問い合わせフォームからご相談・お申込みお待ちしてます!