モンゴル国非常事態宣言の厳戒防疫体制は、
6月30日期限となっておりますが、
いよいよ、それが明日です。
ウランバートル市長令でウランバートル市内の防疫措置は
大幅緩和していますが、
明日の非常事態宣言の解除の是非によって、
その後の対応は変わってきます。
一体いつまで続くのかなぁという感じですね。
市中感染ゼロなのになぁ・・・と思いつつ、
感染国からの避難チャーター便の乗客や
ロシアからの陸路入国者に感染者が出ているため、
やはり、そう簡単には防疫鎖国の解除はないような
気もしています。
ある意味、弊社としては絶望的で、
気が狂いそうになることもあります。
まだ、がんばれる、まだやれる、と思いながらも、
なすすべが見つかりません。
いくらがんばってアルバイトしても、
全部牧民スタッフの給料に持っていかれる。
今年は例年以上に子牛が生まれたから、
乳製品の恩恵もいっぱいあるはずが、
私は草原に戻れないので、1ℓのミルクの恩恵すら
ないという事態にいら立ちすら覚えています。
諦めちゃいけない、でも、もう私にできることは
限りがあるように思えています。
日本との行き来ができるようにならないかぎり、
私がここで死んでも、日本に帰ることはできないし・・・
と悲惨なことまで考えてしまう始末。
とにかく、今、自分が元気で生きていることに感謝しないとね・・・
命と心身の健康さえキープできていれば、
かならずどこかで逆境をはねのける突破口が
見つかる筈です。
もうそろそろ気力も財力も限界だけど・・・
辛いなぁ・・・モンゴル国の新型コロナ関連の
ビジネス関連の補償も支援も外資系の弊社は
対象外なのです。
とにかく、今は現状がどうなっているかを
把握しながら、耐え忍ぶしかありません。
自分の取材や調査で情報を提供できないのは、
何が、デマと判断されるかわからないからです。
デマ判定されちゃうと、刑事罰対象にすらなる
という状況なので。
モンゴル在住の今は、選挙関連と新型コロナ関連は
公的機関の発表のみを扱うしかありません。
差し支えない程度で、
確かな情報筋から得たものについては、
ちらっと混ぜ込んだりすることもあるので、
ピンと来る方は、
とっておき情報も受け取ってくださいね。
以下、大使館からのメールの転載です。
6月29日(月)午前11時,モンゴル保健省は定例記者会見を開催し,モンゴルにおいて新たに1名の新型コロナウイルス感染症患者が確認されたと発表しました。
これにより国内の累計症例数は220名となりました。在留邦人及び邦人短期渡航者の皆様におかれましては,報道,当館ホームページ及び領事メール等により,関連情報の収集に心がけていただきますようお願い申し上げます。
【保健省発表】
●6月28日は,216名に対してPCR検査を実施した。その結果,6月10日にカザフスタンからのチャーター便で入国した1名のモンゴル人が再度の検査で陽性となり,新型コロナウイルスの感染者であることが判明した。
●現在,感染症センターで治療中の患者は45名であり,その内,軽症患者が36名で中等症から重症の間の症状の患者が9名である。
【感染者数等の動向】(前回報告:6月26日)
●新規症例数:1名
●累計症例数:220名
●新規死亡者数:なし
●累計死亡者数:なし
●累計治癒数:175名(+5名)
【当館コメント】
今回の感染者も,いわゆる「国外からの輸入症例」であり,施設に隔離され治療を受けていますので,現時点において,モンゴル国内で「市中感染」が発生しているものではありません。
【37.5℃以上の発熱が3日間以上続く場合の対応】
以下はモンゴル政府からの要請ですので,ご協力いただきますようお願い申し上げます。
●医療機関を受診する前に,まずは以下の当館問い合わせ窓口までご連絡ください。医務官等が皆様の症状を確認させていただきます。
●新型コロナウイルス感染の疑いが認められる場合には,モンゴル外務省を経由して,当地医療機関での検査・隔離措置が講じられることとなります。
※これまで,当館医務官へ直接お問い合わせいただける電話番号(99112759)をご案内して参りましたが,今後は医療相談につきましても,以下の【問い合わせ窓口】領事・警備班にまずはご連絡ください。
【問い合わせ窓口】
在モンゴル日本国大使館 領事・警備班
EMBASSY OF JAPAN IN MONGOLIA
C.P.O.Box 1011
Elchingiin gudamj 10,Ulaanbaatar 14210,Mongolia
電 話:(976)11-320777 開館時間:9:00-13:00,14:00-17:45
FAX:(976)11-313332 メール:consul-section1@ul.mofa.go.jp
休日・夜間の緊急連絡先:(976)7004-5004
(了)
早々に防疫措置の解除をしたところは、
第2波、第3波が来ているし、
モンゴルの籠城作戦は今のところ、
成功、なのでしょうが、
経済的ダメージがこうじわじわ来るとういのは、
なかなかしびれる展開です。
諦めちゃいけない、と思いながら、
孤独と自分の実力の無さと、
絶望を感じ続ける日々って、
なかなかなものです。
でも、これが、闘いなんだと思うし、
負けを認めたところで、誰も助けてはくれないし、
救ってもくれない。
今は、とにかく、モンゴルでがんばるしかないので、
今みたいに揺れ動くメンタルも含めて、
いい経験として成長の糧にできるようにがんばります。
アフターコロナがいつになるかわからないけれど、
その時まで、私は絶対生き延びて、がんばれたなぁって
自分で自分を褒めてあげられるまで耐え抜きます。
応援してくださる客様を満面の笑顔でお迎えして、
一緒に草原を馬で駆け巡る日を思い描いて耐え忍びます。
皆、がんばろうね!

