実家近くの商店街が、外出自粛・緊急事態宣言発令2週目の週末もあんまり人通りが変わらないというのを聞いてびっくりポンなモンゴルホライズン代表兼業遊牧民のちかぽんです。 「モンゴルで○○やりたい!」夢を叶えるお手伝いをするノマドコーチ・エコツアープロデューサーです。 モンゴル語―日本語ー英語の通訳・翻訳が得意です。

COVID19防疫対策が始まって、そろそろ4か月目に突入のモンゴルからごきげんよう。
 
中国国境封鎖から、感染地域との交通遮断、感染地域からの避難帰国希望者の引き上げチャーターを飛ばし、完全隔離観察・検査・治療徹底で、「市中感染」(国内での二次感染)0件記録を続けているモンゴルから見ると、日本の感染拡大抑制対策というのは、ぬるすぎて、おおい、大丈夫か?本気か?高齢者や経済弱者の淘汰はかろうと思って、野放し状態にしてるんじゃないのか?と毒妄想のブラックな自分がヤサグレる・・・。
 
まぁ、モンゴルも感染者ゼロですが、経済的には大打撃です。
もう自分でも、何をどうすれば、キャッシュポイントが作れるのか、わかりません。
わかりませんが、なんとか生き延びるしかないわ。
 

 

2003年SARS騒動でもわかったのですが、未知の感染症の怖いところは、

人の往来・接触が遮断されることで、市場が著しく制限されるということ。

 

2003年は、GW前に内モンゴル自治区内でSARS感染者6名の死亡が出たことを、某外国有名メディアが「モンゴルでSARS感染者6名死亡」という誤報をぶちかましたおかげで、外務省の海外安全情報では、渡航の是非検討が打ち出され、当時、お話決まっていた某大手旅行代理店の団体旅行(それだけで、節約企業な弊社は1年食いつなげるくらいの仕事)がGW後にメール一本でなんの補償金もなしにキャンセルされた時にも感じた無力感でした。

 

でも、当時は、会社自体が起業したばかりだったし、若かったし、起業してビジネス作るってこと自体が楽しくて、キャッキャしていた頃だったから、がっかりはしたけど、打ちのめされたって感じではなかったです。

 

でも、今回は、いつまで続くのか?が完全に外部マターで、全然感染拡大がおさまる様子が見えません。

韓国が「ピーク過ぎた」ってドヤ顔発表してたけど、感染者で「完治退院」したはずの患者が100人以上、退院後10日間くらいで陽性発症確認っておいおい、な感じ。

モンゴルでも感染者が5名完治退院で、体内に免疫抗体確認って発表があったから、多分、本気でがんばれば、免疫抗体できて、再感染はそう簡単にしないはず・・・

だから、日本が今、どんだけパンデミックで拡大放置(医療崩壊・感染爆発進行中だと思いますよ)でも、「自然の流れで集団免疫獲得」を目指しているのであれば、まぁ、それはそれで、今となっては、それしか打つ手無いよね(打つ手なんか打ってない、自然と個人の免疫力頼みの防戦一方だと思うけど)。

モンゴルの方針は「一人のCOVID19感染死亡者を出さない」

そのための徹底的な防疫戦線でパワフルにがんばってるけれど、

日本を市場ターゲットとしている

旅行業・人材派遣業・日本製商品の輸入業などは、

うちとそんなに変わらず、ゼロ稼働もしくは、大幅に規模縮小で

あえいでいると思うんです。

 

私はもう完璧に死に体な感じだもん。

第1四半期の税務申告していて、まぁ、例年の赤字ではあるものの、

いつもは、第2・第3四半期で取り戻すわい!って思えていたのが、

今、国境封鎖が解除されない限り、なんともできないもん。

 

とはいえ、会社廃業とか「草原のわが家」を手放して、

自分だけ生き残るっていう、サバイバル戦略はとりません。

 

何をどうすれば?というのは、まだ、「これだ!」っていう

市場やキャッシュポイントがつかめているわけではないのですが、

それでも、あがくべきだと思っているし、

実際、あの手・この手を構想してます。

 

キャッシュポイントって難しいなぁ。

ほんと、異文化交流とか、人と出会って初めて成り立つていう

ツアーって商売は、感染症には、めちゃくちゃ弱いんだなって。

 

やはり多角的経営は大事だったなー。

なので通訳業・翻訳業・モンゴル企業進出コンサルも

もっと本気でビジネススキームの建て直し、再構築をしていかなきゃと。

あとはね、やっぱ、このパンデミックで生き残るってそれだけでも

かなり貴重な経験であり、今、感じたり、気づいたりしていることって

「宝物」なはずなんですよ。

 

なんか、背伸びしてる部分も含めて、

ビジネスとしてのわかりやすさや、形作り、

ビジネスの流れが多くの人の幸せになることを

大事にしながら、考えてるので、こういう苦境でも

ちょっと世の中とか、周りの人とか、お客様の幸せとか考えられるようになったのね、

大人になったねって。

 

もちろん、この考え方って、世界中の全ての人達にとっての

大いなる学びの場であり、試練の場であり、

すさまじい淘汰の状況で、それぞれがすっごいパワフルな「学び」や「気づき」があると思うのです。

 

でね、私、ビジネスの基本は「赤字を出さないように頑張る」って大事だとは思うので、そこは頑張りたいんだけど、最優先事項として大事にしたいのが

「あきらめない勇気」ってことで、今を乗り切ろうって思っております。

 

おいおい、大丈夫かーい?なんだけど、

数々の試練や経済的な大打撃や自分の闘病生活などピンチを乗り切ってきた20年くらいの中で、

やっぱり、自分の最大最強の強みは

「あきらめないしぶとさ」なんですよ。

 

死にたくない。

止めたくない。

あきらめない。

 

それだけで、まるでビジネスとは呼べない事業を続けてきた・・・

けど、その事業に賛同してくれる人もいて、利用してくださったお客様に満足していただいて、

一緒に事業したいとか雇われたいとかって言ってくれる人達も出てきて・・・

 

応援してくれる方がいらっしゃるっていうのは、

零細のミジンコみたいな事業でも「世の中にあったら素敵」なビジネスの一つになれるんだって。


春は出産シーズンなので、羊や山羊や牛や馬がポコポコ生まれます。

でも、全部が全部、ハッピーに無事に生まれたり、産んだりできているわけではなくて、

出産時に難産で力尽きて母子共に死んじゃうとか、

乳の出が悪いとか、なんかの疾患が生まれつきあったとか、

天候がたまたま吹雪の放牧地でうっかり生まれてそのまま凍って死んじゃったとか、

産後の肥立ちがよろしくなくて、母家畜死亡でいきなりみなしごハッチとか、

そういうこともあるんですよ。

そういうリスクとか、いきなり馬泥棒に商売道具全部盗まれるとか、悲惨なこともある。

そういうことも含めて、この自然界や世の中は成り立っているのだってこと。

 

COVID19だって、今は市中感染はないけれど、こんだけ避難帰国者が戻ってきていて、潜伏期間だってはっきりしていないのだから、いつかは、モンゴル国内だって、市中感染の恐怖に直面することだってあるだろうし、自分が感染しないとも言い切れない。

それでもね、やっぱり、この困難も「生き残る」「乗り切る」って覚悟決めときゃ、なんとかなるかなって。

独りじゃ何とかできないけど、でも、皆が幸せになれる方法ってある筈なのです。

アフターコロナをイメージして生きるって大事ですよね。
ほのぼの、癒されるって大事ですよね。

 

でも、何よりも「生き残る」ことが大事。

自分独りだけが独り勝ちになるってことじゃなくて、

ズタボロになっても、何もかもを手放すことになるとしても、

それでも、守りたいもの、守るべきものを、

死に物狂いで守り抜く。

 

そういうがむしゃらさが、今、すごく大事なんだと。

 

 

で、私、色々考えたんですが、

やっぱり、「草原のわが家」という場は

守り抜く、以外の選択肢はないって決めました。

 

スタッフはのんきなもんで、

あれが欲しい、

これが壊れた、

給料前借させろ、

給料上げろ、
とリバティにお金を請求してくるので、
これがまたストレスというか、地雷で、

ここ数年にないほど、お金に関して

私はシビアにギスギスしてしまっています。

でも、守るためのギスギスだってわかってくれているから、

ガナー君はじめ、スタッフはみんな、私を理解してくれているし、

見捨てないでくれている。

私もまた、皆が生活や家族を守るために必死なのはわかってるから苦しんでいるし、悩んでる。

だからこそ、こういう時期のジレンマ、奮闘を大事にしたいです。
地味で、つまんない感じで、無駄弾撃ってるなーってこともあるだろうけれど、

それでも、今は、がむしゃらにがんばるしかない。

試行錯誤と、あれかな?これかな?の弾撃ちは大事。

というわけで・・・

これからしばらく、あれやらこれやら、

「草原のわが家」守り抜きキャンペーンです。

 

ダメぽ企画含めて、いろいろ出していきます。

読者の皆様に応援していただきたいのは、いいね!シェア拡散!コメントで繋がっていきたいってことです。

キャッシュポイントになるお仕事もいただけたら最高に嬉しいです。

 

今は、とにかく、底力をつけて、

底辺部分の基礎を固めながら、

スタッフの士気を高めつつ、

アフターコロナの飛躍的パワーアップをはかります。

ちかぽんに何ができるか?ってご意見・ご助言もコメントでいただけると嬉しいです。

アフターコロナ、草原のわが家で笑顔で会いましょう。


今日も草原のわが家は元気で平和です。
よろしくお願いします。


 

 

 

モンゴルホライズン会社概要はコチラ 

 

モンゴルに関するご相談・お問合せはお気軽にご連絡ください!

 

クリック ツアーではどんなことができるの?

クリック 旅行プラン・料金

クリック旅行約款

クリックプライバシーポリシー

クリック モンゴル旅行よくあるご質問

クリック お客様の声

クリック 草原の我が家ファミリー サポーター募集中

クリックモンゴルホライズン会社について

 

 

※アメブロメッセージはお受けできません。

 

モンゴルホライズン フェイスブックページはこちら!
※会社紹介やツアープログラムのモデルプラン、草原の日常などを掲載しています。
いいね!(LIKE)で応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ