モンゴルではCOVID19(新コロナウイルス)防疫対策を取り始めて2か月が経ちました。
全然収入なくて、ゴロゴロ時間だけはたっぷりあって、グルグル考えて・・・意外と作業タスクが進んでいなくて自己嫌悪。

モンゴルホライズン代表兼業遊牧民のちかぽんです。
 「モンゴルで○○やりたい!」夢を叶えるお手伝いをするノマドコーチ・エコツアープロデューサーです。
 モンゴル語―日本語ー英語の通訳・翻訳が得意です。

得意を活かして、そろそろお金になる仕事しなくちゃなぁ。

というわけで、今回は、いったん、COVID19を脇において、気持ちを切り替えようという記事を書いてみます。

1:私が生きている環境の防疫体制
2:パンデミック終わった後、どうなってる?どうなりたい?
3:草原のわが家はこんな変化でワクワクワールドにします。
といった記事をまとめてみます。



1:私が生きている環境の防疫体制


モンゴルでは国内二次感染は発覚していないものの、4月頭から大勢の潜在保菌者が街に放たれる(とはいっても2週間は自宅待機・自主隔離+次の避難チャーター便も2週間隔離施設で検疫隔離+2週間自主隔離)ということで、パンデミックの緊張感がより一層強くなっています。

私のお楽しみはフェイスブックなのですが、世界中で都市封鎖、自宅待機、自主隔離、外出禁止令、国境封鎖、感染者数の増加や死亡者数の増加が話題の中心になっています。

私の趣味や特技、ビジネスの関係者がフェイスブックでの友達だからなのか、今のところ、COVID19に感染したというのはトムハンクス(友達じゃないけど)くらいで、極めて健康的に自主隔離ライフを過ごしています。

騎射やってたり、鷹匠だったり、牧民だったりだと、自然や動物など、人間の意志がまかり通らないことが多いものとのつきあいが多いせいか、皆さん、わりとおおらかというか、あれやらこれやら行動制限されてしまったなど政府のやり方に不平不満や批判を表明する、というよりは、この行動抑制の中で、いかにのびのび楽しく過ごすか、にフォーカスしているんですね。

バカバカしい隔離生活中のうっぷん晴らしビデオとか、隔離解放したら、おれはこうなる!とか、
可愛いモフモフアニマル特集や、猛禽類の狩りの瞬間とか。
いかに、ばかばかしく、ほのぼのした、笑える動画や写真やテキストをポストするか?のやりとりです。

日本の友達は、よりよい生活を築くことや、社会の幸せだったり、世の正しさを問う、みたいな意識が高い人も多いので、わりと真面目。
特に、日本のパンデミック抑制対策で、なんで旅行券?なんで和牛券?と、憤りを覚えていらっしゃる方が多くって。


私、国家予算をあげて、すごいな、日本の政治家って。こんなシニカルな笑いの取り方って捨て身だよね、次の選挙のこととかって考えずに全力投球で滑ったギャグやってるの?と大笑いでした。

ほんとに日本って平和な国なんだなあって。
防疫体制って、国の環境によって、それぞれの対策をとるべきで、どこかの真似っこなんかじゃダメだと思うんですよ。
ロックダウンとかオーバーシュートとかクラスターとか、外国が使ってる単語を付け焼刃な「専門用語的外来語」導入するとかじゃなくても、国民にちゃんと防疫タスクをわかりやすい日本語で伝えりゃいいんだと。
 
日本の特殊環境のメリット・デメリットを分析しながら、各国の防疫体制のコンセプトと方策を研究して、日本人の生活環境に合う防疫システムを構築すればいいのにな。

私も日本人なので、どうしても、今の行動制限いっぱいの状況や、これから数か月の経済的ダメージとか、生活圧迫の予測とか、鬱屈としたCOVID19の猛威が頭から離れない今日この頃。
許容範囲が狭くなってしまいます。

ダラダラ続くなぁっていうことと、人類の6-7割が罹患するという予測があり、8割は軽症で治っちゃうけど、2割はすごく短いスパンで重症化、1%前後が死亡(100万人だと1万人、と考えると決して少ない数字ではない)で特効薬もなければ、治療方法も確立していない、潜伏期間でも感染拡散できてしまうという質の悪さが、二次感染広がったら、モンゴルだとアウト、だなぁというのが頭の片隅にどうしてもあるわけです。

いろんな国で、戦争状態みたいなものだ、と言われています。
モンゴルでも戦時下のすぐ下のレベルの厳戒態勢。見えない敵を相手に、長期戦を余儀なくされている人類なのです。
 
 
 

2:パンデミック終わった後、どうなってる?どうなりたい?

 

1カ月先のこともわかんないのになぁ、と途方に暮れているけれど、バイトを休ませてもらっている雇い主からラインで連絡がありました。

5月に子供たちに体験学習させたいから、なんかアイディアない?という話。
去年の9月に新設したばかりの私立の中高一貫校で、決して楽な状況ではないはずの学校経営者でありながら、常に、のんきそう。
元々、世界相撲選手権で3連覇を達成し、日本の大相撲でも十両で活躍していた人で、体も大きいけれど、人間の器も大きい若者です。

ツアー客がいなくなっちゃったけどモンゴル人なら、草原のわが家でわいわいできるなーと遊牧体験のエコツアープログラムとドリームマップのワンデーワークショップ、ひふみコーチングで当面の目標設定するワークなどを提案、しばし盛り上がりました。

早く普通の生活に戻りたいなっていうよりは、

この世界人類を巻き込んだパンデミックという現象を乗り越えた先にある未来ってどんなだろうって、

「夢を描く」っていうキーワードで想いを馳せました。

元に戻ったところで、私の生活って、やっぱり、しんどいまんま。
集客が思うようにできず、執筆活動も滞り、ホームページ制作はお願いしたものの全然進まず10年が経っている・・・
いつもスタッフから予定外の経費をむしりとられ、自分の預貯金を崩し、老後とか自分が病気になったら・・・って想像するだけで、絶望しちゃう、そんな生活。

こんな生活に戻りたいとは思えない。

まぁ、今の生活だってのんびりしてるし、食べるものに困ってはいないし、猫も戻ってきたし、シェパードもいるし、馬だっている。
子羊や子ヤギや子牛が生まれている。
大自然の中でのゲル生活。
好きなだけ、弓の練習もできる。叱られない。嫌味も言われない。
好きなだけ、インターネットで遊べるし、テレビ番組は日本で見損なった連ドラもやっている。

幸せなんですよ、これはこれで。

でも、通常生活に戻ったら、会社は墜落しちゃう。

だから、この鬱屈したパンデミックを乗り越えたら、もっともっとワクワクする未来の軌道に乗りたいなって。

今は国境封鎖で学校封鎖で、国際線運行は停止していて、旅行者さんが訪れることもないけれど、封鎖が解けて自由になったら、「草原のわが家」に行って、思いっきり自分らしさを発揮したいなぁ、馬乗りたいなぁ、ちかぽんと語り合いたいなぁって思っていただけるように、今、準備をしておくって大事だなと。
 
まだまだ無期限状態だけれども、だからといって、一生こんな状態が続くわけじゃない。

防疫措置のおかげで、モンゴルでは、
*オンライン授業が成立し、
*0-12歳児のお母さんは在宅ワークが推奨され、
*リモートワークの確立、
*いろんなオンライン講座が登場、
*自給自足のありがたさの見直し、
*モンゴルの防疫対策の効果の高さの再確認
*衛生的な生活が定着
などいいことも沢山ありました。

不自由・不便なストレスがたまりがちな生活環境を打破すべく、
お互いを励まし合い、ヘルシーな生活を心がけ、
官民・国民一丸となって、防疫措置の達成をしているのは、国民の誇りとなっています。
 
国の措置がどれだけ突然で、国民生活、家族分断、経営崩壊のダメージを被ったとしても、
自分と家族の健康を守る、という一点で団結し、文句もパニックもなしに、朗らかに工夫しながら暮らしている。
 
あらためてモンゴルの強さを実感。

新型コロナウイルスもある程度猛威を振るった後は、人類との共存をしていくはずです。
宿主を殺してしまったら、ウイルスも死んじゃうから。
 

パンデミックが終わったら、元通りの生活に戻る、じゃなくて、
パンデミック中に私たちが不自由の中で手に入れた自由や、幸せの形「こうだったらいいな」を実現できる社会や生活の新しいワールドを作りたい、です。


3:草原のわが家はこんな変化でワクワクワールドにします。

 
旅行の在り方も変わってくる。変えられたらいいなって。

今すぐに、これだ!っていうのは思いつかないのですが、
もうちょっと、お客様と「語り合える」時間や「気づく」を大切にしていけたらいいなって。

今は、フェイスブックでCOVID19の防疫と自主隔離をいかに楽しくするか、ってことを
いろんな国の人達と語り合っています。

このパンデミックが終息したら、いろんな国で国際騎射大会が仕切り直しで開催されます。
モンゴルでもやります。
そんな話や、騎射練習の話とか。

自主隔離中に、何やる?って話で、
筋トレや騎射用の衣装づくりや弓具づくりの話が出てたり。
グルグル考えているよりも、手や身体を動かして、なんか作るのもいいですね。
 
ツアー再開については、各国の感染状況・防疫体制・国際便の運航など外的要因があるけれど、再開できる環境が整ったら、すぐに「ウェルカム!」ってお客様を迎えられるようにしておかなきゃね。
 
別にCOVID19が流行ってても流行ってなくても、
今の状態を変えたいなって思うことって人それぞれありますよね?

せっかくだから、こういう「にっちもさっちもいかない」っていう鬱屈状況に抑制・制限されちゃってる時こそ、
この制約条件から解放されたら、どうなりたいか?って
大胆にワクワクと限界突破なわがままな自分らしい変化を思い描いてみよう、と。

今、動けない状況なので、過去の写真を眺めながら、
もっと体系的にワークショップとしての
エコツアープログラムを構築します。

もっと、目的意識やプロセスごとの課題、達成感の設定を
参加者が自分で夢中になってワクワクしながら実行していく仕組み。

あと、ゆるゆると自分を解放し、自分らしさを満喫できる施設環境も整えたいなぁ。
 
Change and Challenge

草原のわが家で過ごす時間で、それぞれが何かつかめる!
そういう手ごたえを作ります。うし!



 

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