よくないことが起きる時は、立て続け、矢継ぎ早に雨あられのように襲い掛かってくるものです。
なんだよ、これー!って言いたくなる。
もうダメだーってあきらめたくなる。全部、放り出してしまえば楽になるんじゃないかしら?なんて。
でも、ずーっと楽に生きられることって、私の人生ではないのかもしれないなって。
私、ダラダラするのも好きなのですが、奮闘するのも好きなんです。
苦境にがんばって挑む自分が好きなんです。
 
この世に生まれたその瞬間から、闘いは始まっている。
ぼーっと生きていられる人生を望んだことはなかったから、今の自分は、すべて、自分が選んできた日々の結果として存在している。
 
しんどいこと、理不尽だなって思うことがあっても、逃げないで、立ち向かって闘い続けたから、今の自分に嘘がないって自信をもって立っていられる。

まぁ、いっぱい失敗もしたし、他人も怒らせちゃったし、恨まれちゃったりもしてるんだけど。
そういうことってわりと忘れちゃうんですよ、申し訳ないけど。
 
覚えていることって、だんだん減ってきちゃうし、感動も薄れてきちゃうの。
だから、強烈に忘れられないって心を震わした瞬間を、たまに思い返すのもいいかなって。
 
モンゴルホライズン代表兼業遊牧民のちかぽんです。 「モンゴルで○○やりたい!」夢を叶えるお手伝いをするノマドコーチ・エコツアープロデューサーです。 モンゴル語―日本語ー英語の通訳・翻訳が得意です。 モンゴルホライズン会社概要はコチラ 

 

私が何度見ても、感動を覚えて、自分もがんばろうって思えるエピソード写真をシェアしますね。
生まれたての仔馬のサバイバルです。生れ落ちた瞬間から、命を狙われる。
どんだけ周りが助けようとしても、自分ががんばって、やり遂げなければ、命は終わる。
そういうサバイバルを生まれた瞬間から宿命づけられてる馬って大変だ。

 


 

この世に生まれ出てきた瞬間から、命がけでサバイバルせねばならぬ仔馬と同じ。

愛らしいだけでは生き残れない。
自然の掟は厳しいのだ。

 

2018年5月10日に生まれた仔馬。 生れ落ちた瞬間から、自然の厳しい試練が待ってます。
胎盤や破水・血や粘膜の臭いを嗅ぎつけてクロハゲワシやトンビが集まってきました。

 

馬の群VS猛禽類 クロハゲワシととんび
小さな点みたいな仔馬。
仔馬が立ち上がれなければ、馬の群と共に生きることはできないのです。

母馬が精いっぱいの威嚇をしていますが、じわじわとにじり寄るはげハゲワシたち。

ママが頭でぐいぐいしながら、仔馬を立ち上がらせようとします。
 

荒野を吹きすさぶ風の強さ、ママのタテガミも尻尾でわかりますか?
仔馬は風の強さもあって、なかなか立ち上がれません。

ほら、がんばって、立って!!
やだー、疲れたー


ママはもぐもぐタイム

ほら、いくわよ!!
皆、もう行っちゃったわ。

やだー。ここで寝てるー!!

 

 


見かねた人間が子馬を介助しようと近づくと、母馬がめっちゃ怒って威嚇。

この子、自分で立てますから、ほっといてちょうだい!!キー――ッ。

 

 

ママの体を支えに、ついに立ち上がる。よいしょー!
 

よろよろだけど、とにかく立ち上がりました。
生まれたての仔馬でも立ち上がると、ちゃんとおっぱいまで届くようになってる。
自然ってうまくできてますね。
 

馬の妊娠期間は約340日間と言われています。

ママ馬にとって、初めての出産。
厳しい冬を乗り切り、やっとのことで産みました。
おっぱいを与えるのも初めてで、くすぐったいのかイタイのか、
仔馬を振り切って、仔馬がよろよろしてこける、というのも何度もありました。

生後2日目には、仔馬の足取りもしっかりしてきて、他の馬たちと一緒に放牧にくっついていってます。ママのおっぱいもグイグイ飲んでいるみたい。

あきらめちゃダメだ。

仔馬と新米ママ馬に生きる勇気をもらいました。
 

長かったモヤモヤスランプをやっと抜け切れた感じ。

草原の暮らしは、生きる勇気を与えてくれる気づきにあふれています。

 

この子も、 無事越冬できれば明け3歳。
体格がしっかりしていたら、乗用馬としての調教を始める予定です。

 

*ちなみに生まれたての時はちっちゃいぬいぐるみみたいだったのに、1カ月もしたら、こんなにおっきくなってました。
後日談はコチラ

 

 

モンゴルに関するご相談・お問合せはお気軽にご連絡ください!

 

クリック ツアーではどんなことができるの?

クリック 旅行プラン・料金

クリック旅行約款

クリックプライバシーポリシー

クリック モンゴル旅行よくあるご質問

クリック お客様の声

クリック 草原の我が家ファミリー サポーター募集中

クリックモンゴルホライズン会社について

 

 

※アメブロメッセージはお受けできません。

 

モンゴルホライズン フェイスブックページはこちら!
※会社紹介やツアープログラムのモデルプラン、草原の日常などを掲載しています。
いいね!(LIKE)で応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ モンゴル情報へ