兼業遊牧民のちかぽんです。モンゴルでエコツアープロデュースやってます。

春は家畜にとっては1年のうちでもっとも厳しいサバイバルの季節です。
厳しい冬を乗り越え、体力的にはどん底といっても過言ではない。
大地がとけてくると、いろんな病原菌・ウィルスも動き出します(見えないけど)。

数年前からモンゴル国全体で流行している家畜伝染病のひとつに「羊痘(Sheep pox)」があります。

法定伝染病なので、行政のほうから獣医さんが派遣され、ワクチンは無料で接種してもらえます。
接種はしてもらえるんだけど、注射するとか家畜を捕獲・確保固定するなどの作業は牧民である我々が獣医の指示に従ってやるのです。

今回は羊痘ですが、羊とはいえ、一緒に放牧するヤギも似たような感じで感染するので、一緒に注射します。ワクチン注射は皮下注射です。
首のあたりの皮をひょいとつまんで、えいやえいやで注射します。
その数200頭弱。冬に結構食ったとはいえ、まだまだいるのです。

まずはこんな感じで柵の中に囲い込んで群をまとめます。
ポケットに手を突っ込んでぶらぶら・・・別にお前らなんか興味ないぜ、という風を装って、ぐわっと襲い掛かって捕獲するのです。モデル・アセンバイ。

フェイスブックページのほうに動画もあげてみました。

春の予防接種うちました モコモコ大行進

春といいながら、草原の我が家は再び雪に覆われているそうです。

今の時期の雪は、土壌にしみ込み甘露です。緑の草原には、春の雪が欠かせません。

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