モンゴルだるま@モンゴル国でエコツアーオペレーター兼業遊牧民です。

今月はコーチング修行とお片付け強化月間なのです。
朝・晩みたいな感じでコーチングセッションを入れてしまい、草原がらみの作業は全部ガナー君任せ。

支払い手続きを1日延ばしにしていたら、今日の午前中に突然電気切られた・・・

モンゴルってライフラインをいきなり絶つ。

これが真冬なら、冷蔵庫・冷凍庫の中のものを外に出し、蝋燭と懐中電灯でしのぐのですが、今週はいきなり気温がプラスで暖かいため、そういう先延ばしはできない。

で、支払いました。

ところが・・・切るときはいきなりなのに、復旧は順番待ちとか恐ろしいことをいう。

きっと、午前中に切ることでお昼の準備ができないぞ、とか色々困ることが続出した利用者が殺到するから。

とはいえ、夕方6時半ごろには復旧していました。

停電になったときの対処をまとめてみました。

1:とりあえず、廊下に出てみる
*共有スペースはほぼ24時間電灯がともっています。最近はセンサー式もありますが、その場合はエレベーターが動いているかどうかを確認
=棟全体には電気が通ってるかどうかを確認する

 棟には電気があるのに、自分のところだけ停電の場合は、ブレーカーが落ちているか、外から強制的に切られたというケースが多いです。


 ブレーカーはあげればいいけれど、外付けの場合、感電の危険が大なとんでもない配線で配電ボックスにおさまっているから、営繕会社に連絡して、電気技師を呼ぶしかないですよ。

自分でなんとかしよう、とすると危険です。


 99.9%の確率で、営繕会社のカスタマーサービス・コールセンター係はモンゴル語しかできないので、太刀打ちができない人は大家さんや頼りになりそうなモンゴル人のお友達にお願いして交渉してもらいましょう。

 支払い期限がすぎている場合は強制的に切られている可能性があるので、未払いの心当たりがある場合は、支払いをしてから、管轄給電会社に連絡。支払い日時・方法を伝える。 住所を伝えると、そのうちエンジニアがつなぎ直してくれる。

 それ以外の状況で電気が使えない場合も営繕会社に連絡。電気技師の出張修理を申し込む。(有料・翌月の料金に修理費上乗せ請求される)
 なかなか来てくれないことも多い。建物の基礎インフラ的な配線が死んでることも多々あり、その場合、大がかりになるか、どこかから新たに生きてる電気系統をひっぱってくることになるため、エンジニアが逃亡して帰って来なくなる。

2:周囲の建物を確認
 ブロック全体が停電することも多いから。
 →この場合は、即給電会社に連絡。停電状況を伝える。

大抵、そのエリアは停電中。そのうち復旧するから待てって言われる。結構な塩対応です。

原因や復旧のめどなどの情報は一切もらえませんが、公共サービスというのは、別にサービス業ではないから、愛想がないとか、正しい情報を提供されないことでイラついても無駄です。瞑想のチャンスと思って、蝋燭でも灯して、静かに深呼吸でもしておきましょう。

3:計画停電(事前に給電会社から連絡・発表があることが多い)
 ウランバートル市はわりと給電不足になりやすいです。毎日どこかで停電させてます。メンテナンスの定期点検で計画停電する場合は、給電会社から前日くらいに、停電予定スケジュールが電話で知らせてくれます。(法人契約の場合は電話で連絡がきます。その際は、電話をうけた人の氏名と会社での所属ポジションの確認もあります。個人契約の場合は、カスタマーサービスに問い合わせると教えてくれます。ウェブサイトも更新頻度が低いのですが、たまにお知らせしていることもある。2の場合と同じような感じですね。)
 計画停電の時に、停電の文句をいうと、カスタマーセンターの電話係がキレ気味な塩対応をしてくるから要注意。こちらも99.9%はモンゴル語オンリーで押し通してきます。

以前は火力発電所が大規模故障でウランバートルのほぼ全域が停電になったことがありましたが、その時は、携帯電話にSMSが送られてきました。しかも長時間ご迷惑をおかけします、ほんとごめんなさい、みたいな感じでした。

 停電になってからの復旧時にいきなりすさまじい電圧で電気供給が再開されることがあります。急激な電圧の変化で家電が壊れることもあるので、長時間の停電の場合は、家電の電源をソケットを外しておきましょう。電灯などもスイッチオフに。

長期間留守にする場合も家電製品は電源オフ&コンセントオフを心がけましょう。
ウランバートルでの火災原因のトップ1が漏電からの引火です。
ソケットの周りに可燃物をおかないようにしましょうね。

 

今暮らしている物件は自分で購入してしまったため、「大家さんに相談」というのができないので、わりと忍耐強くなってます。

一般的な個人住宅だけでなく、ホテルも同様です。
ホテルでの停電は大抵がブレーカーが落ちたよという場合は、すぐ復旧するか予備電源が稼働します。
すぐに復旧しない場合は、エリア全体の停電です。この場合は、ホテル側も説明のしようがありません。懐中電灯やランプなどは持ってきてくれるかもしれませんが、説明不足や復旧のめどが立たないことに腹をたてたり、サービスが悪い、と文句をいっても何もいいことないので、瞑想でもしてください。

久々に(たぶん、10年ぶりくらい)料金延滞で停電になり、ライフラインのトラブルの対処法を見直しました。


 

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